2月23日(現地時間22日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズはホームのウェルズファーゴ・センターでニューヨーク・ニックスを迎えるも、96−110で落としたことで2連敗となった。

 それでも、この試合の第1クォーター残り6分54秒に新加入のカイル・ラウリーがコートへ立つと、会場に集まったファンが温かい拍手で迎えた。ペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれ育った男は、今月14日にシクサーズと契約を結び、ニックス戦でデビュー。

 25分7秒の出場で11得点4リバウンド5アシストを残した37歳のベテランガードは、試合後に「最高だった」と話していた。

「残念ながら自分たちのプレーができていなかった。けど信じられない雰囲気だったし、自分に向けられた熱烈な歓迎は素晴らしいものだった。うれしかったよ。自分たちが負けたことには腹が立つけど、最高の瞬間になった。今の僕はたくさんの試合に勝つことがすべて。これからもこのチームの勝利を助けるべくコートに立っていく」

 なお、ラウリーは翌24日のクリーブランド・キャバリアーズ戦をコンディション調整のため欠場も、シクサーズは104−97で勝利。タイリース・マクシーの24得点7リバウンド5アシスト2スティールを筆頭に、計5選手が2ケタ得点を奪った。

 この試合を終え、シクサーズはイースタン・カンファレンス5位の33勝23敗。ジョエル・エンビードが依然として離脱しているものの、オールスターガードのマクシーは「僕らには彼のリーダーシップが必要。このチームにとっていいものになるさ」と、ラウリーへ期待を寄せている。

 NBAキャリア18年目、2019年にはトロント・ラプターズでリーグ制覇を経験しているラウリーがベンチに控えていることは、シクサーズの選手たちにとって心強いに違いない。