現地時間3月30日からドイツのマンハイムで開催された「第30回アルバート・シュバイツァー・トーナメント」が4月6日に閉幕。U18男子日本代表は2010年の10位を上回る、過去最高位の8位で大会を終えた。

 今大会の日本代表は、昨年のインターハイやウインターカップなどでも存在感を示していた渡邉伶音(福岡大学附属大濠高校)や十返翔里(八王子学園八王子高校)、世代トップクラスのガードでもある平良宗龍(開志国際高校)、瀬川琉久(東山高校)、Bリーグユースから唯一の選出となった内藤耀悠(レバンガ北海道U18)、今春に中学3年生となったチーム最年少14歳の白谷柱誠ジャック(四日市メリノール学院中学校)ら計13名で参戦。

 グループステージ第1戦でスロベニア代表に50−97で敗れると、続く第2戦でトルコ代表に68-74、第3戦もオーストラリア代表に67-93で敗れ、3連敗スタートとなった。それでも第4戦でチェコ共和国代表を62−59で下し今大会初白星を挙げると、第5戦も高さで上回るドイツ代表U18に67−61で勝利。グループAで6チーム中4位となり、5−8位決定戦へと進んだ。

 5日に行われた5−8位決定戦では、試合時間残り40秒に和田拓磨(北陸高校)が3ポイントを決めて追いついたものの、ギリシャ代表に振り切られ77−79で惜敗。翌6日の7位決定戦でもエジプト代表に62−74で敗れ、今大会8位フィニッシュとなった。

 U18日本代表は今年9月上旬に開催予定の「FIBA U18アジアカップ」に照準を合わせており、強豪揃いの今大会は貴重な経験の場になった。7試合中6試合でチーム最多得点を記録した瀬川は、大会を通してチームトップの1試合平均17.0得点をマーク。今大会を制したオーストラリア代表との一戦では3ポイントシュートを8本中5本成功させ、26得点を挙げる活躍を見せた。また、開幕2戦目のトルコ戦では、和田が3ポイント12本中7本成功させ24得点を記録した。

 チームを率いるアレハンドロ・マルティネスヘッドコーチは、今大会を通してリバウンドと1on1ディフェンスの強化が課題になったことを明かしつつ、「世界トップクラスのチームとたくさんの試合ができ、世界ランク4位のオーストラリアには前半は良い戦いができました。ホスト国のドイツ、強豪国のトルコやギリシャとも非常にいい試合ができ、それらの試合で選手たち全員で成長することができました」と、ポジティブな収穫があったことも口にした。

 U18日本代表が戦った今大会の試合結果と順位の一覧は以下の通り。

■試合結果

<グループA>
日本 50−97 スロベニア
日本 68−74 トルコ
日本 67−93 オーストラリア
日本 62−59 チェコ共和国
日本 67−61 ドイツU18
☆2勝3敗で6チーム中4位

<5−8位決定戦>
日本 77−79 ギリシャ

<7位決定戦>
日本 62−74 エジプト

■最終順位
1位:オーストラリア
2位:セルビア
3位:ドイツU18
4位:イタリア
5位:スロベニア
6位:ギリシャ
7位:エジプト
8位:日本
9位:チェコ共和国
10位:中国
11位:トルコ
12位:ドイツU17