19日、東京都・後楽園ホールにてリアルジャパンプロレス『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.5』が行われ、藤田和之に敗北を喫したスーパー・タイガーへ船木誠勝が一喝した。

 スーパー・タイガーは、昨年9月にリアルジャパンプロレスの至宝であるレジェンド王座を藤田和之に奪われ、常にリベンジを口にしてきた。
 しかし、昨年12月に藤田が船木から同王座を防衛した際、藤田が挑戦者を募るもスーパーがすぐにリングへ上がってこなかったことで藤田は「挑戦の資格無し」とこれを一蹴。なおも食い下がるスーパーに対して藤田は査定試合的なタッグマッチを要求し、藤田和之&杉浦貴vsスーパー・タイガー&関本大介の一戦が組まれた。

 リアルジャパン初参戦となる杉浦が関本とゴツゴツとした肉弾戦を展開する中、スーパーは藤田のみを意識してぶつかっていく。しかし体格で勝る藤田はスーパーをグラウンドに引き込むと、隙を突いて強烈な顔面蹴り。
 関本が杉浦を相手取り、スーパーが藤田に追い込まれた際にはぶっこ抜きジャーマン・スープレックスで叩きつけるなどのアシストで終盤にもスーパーと藤田の対面を作り出すが、スーパーがタイガー・スープレックスを狙うと藤田はスーパーをコーナーに叩きつけて振り払い、左右のビンタを滅多打ち。崩れ落ちたスーパーの後頭部にサッカーボールキックを2発、3発と叩き込み、ダメ押しのパワーボムで3カウントを奪った。

 余裕を残した様子でマイクを取った藤田は「おい、お前ら終わりだな。いいか?よく聞け。俺たちがリアルなんだよ。分かったかこの野郎!かかってこい!ありがとー!」と勝ち名乗りを上げる。


 しかし、ここで船木がリングに上がって藤田と睨み合いを展開。藤田が相手にせずリングを降りると船木はスーパーに向き直り、「スーパー・タイガー、また負けましたか。何回も負けて、そんな姿見たくないです。みんな応援してるのに。いつまでも佐山さんに甘えてたら駄目です。そろそろ一本立ちしないと!いつまでもいないですよ、佐山さんは」と初代タイガーマスクこと佐山サトルからの独り立ちを提言。
 これに奮い立ったスーパーは「今日もまた負けた!でもな、この生命ある限り、必ず!必ず這い上がってみせます!皆さんの前で宣言します!絶対勝つぞ!」と新型コロナウイルスの脅威を恐れず観戦に駆けつけたファンへ熱い思いを叫んだ。