20日、後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『GO FOR IT ! 2020』が開催。メインイベントでは潮崎豪&中嶋勝彦&原田大輔vs杉浦貴&桜庭和志&カズ・ハヤシによる6人タッグマッチが行われた。

 新型コロナウイルスの感染拡大が叫ばれる中でも、無観客興行やテレビマッチで歩みを止めずにプロレスを伝え続けてきたプロレスリングNOAH。しかし外国人選手の来日が叶わず、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&レネ・デュプリが保持していたGHCタッグ王座が返上されることに。
 新タッグ王者を決めるべく、8月30日の神奈川・カルッツかわさき大会では潮崎豪&中嶋勝彦vs杉浦貴&桜庭和志による王座決定戦が行われることとなり、この日はその前哨戦となった。

 試合が始まるなり桜庭と中嶋はMMAばりのグラウンドの攻防を見せ、杉浦と潮崎は一歩も引かない打撃戦を繰り広げる。中嶋も打撃戦に加わりカズ、杉浦と蹴散らしていくが、杉浦は中嶋を場外戦に引きずり込み、その間に桜庭が潮崎の豪腕ラリアットにカウンターの引き込み腕ひしぎから39ロックで捕らえギブアップを奪った。

勝利した桜庭に杉浦が「ベルト挑戦が初か?」と問いかけると、桜庭は「一回、中邑真輔選手と」と、2013年に開催された1・4東京ドームでのIWGP IC戦以来の王座戦になることを明かす。
これを聞いた杉浦は「こうやって挑戦できるというのは俺は特別なことだと思ってるし、俺が総合出た時は桜庭さんの道場に行ってお世話になった。そしてまたプロレスで同じベルトに挑戦して共有できる。俺は思い入れあるよ。チャンピオンからギブアップ取ってるんだよ。もう(このタッグに)手応え以外ないでしょ」と、現役のGHCヘビー級王者からギブアップを奪った桜庭に信頼を寄せた。

デビューから27年、8月30日は桜庭が初のベルト戴冠となる記念すべき日となるのか、試合の行く末から目が離せない。