7日、東京都・TOKYO DOME CITY HALLにて、東京女子プロレス『WRESTLE PRINCESS』が行われ、ハイパーミサヲが特殊ルールを持ち込んで赤井沙希に挑むも敗北を喫した。

 ミサヲは2014年にDDTの路上プロレスで初めてプロレスに触れ、その翌月のDDT両国国技館大会で人生で初めて見た女子プロレスラーが赤井であり、憧れを持っていたという。その後、ミサヲがプロレスラーとなってからは赤井によく似たスケバンの赤宮サキ、赤井によく似たおフランス出身の沙希様とは深く関わるものの、赤井沙希本人とのシングル戦は初めて。
 ミサヲはTDCホールのビッグマッチで敬愛する赤井とのシングル戦が決まると、ツイッターで大きいちびっ子たちから試合のルールを公募。その結果、ニュートラルコーナー1箇所に設置されたスイッチを押すたびに試合のルールが変わる“WPスイッチ式ランダムルールマッチ”で行われることが当日発表された。

 試合開始とともに発表されたルールは「蹴り技反則ルール」。
ゴングと同時に赤井がビッグブートを叩き込んでフォールも、蹴り技であったためレフリーがフォールは取らず。ミサヲは丸め込みを連発していくも、赤井が隙を突いてスイッチを押してルール変更。

 続けて発表されたルールは「ぐるぐるバットで5回転してからでないとフォール無効ルール」。
まず互いにバットを額に当てて5回転してフォール権を獲得し、両者ふらふらしながら攻撃を繰り出していくが、互いに目が回りすぎて有効打を全く出せず、限界を感じた2人は一緒にスイッチを押してルール変更。

 続けて発表されたルールは「エニウェアフォール チョコシュー1袋食べきらないとフォール無効ルール」。
 ミサヲはぐるぐるバットで散々回ったあとにチョコシューを食べるのはキツかったようで、自身のチョコシューを赤井の袋に移してズルしようとするが、その間に赤井がスイッチを押してルール変更。

 続けて発表されたルールは「助っ人選手参戦マッチ」。
 赤井の助っ人はKO-D6人タッグ王座のパートナーでもある坂口征夫。そしてミサヲの助っ人はDDT EXTREME級王者の高木三四郎。
 高木とミサヲは赤井へダブルのフライングクロスチョップを見舞い、高木が唐草模様のマントを装着してラリアットを放つもミサヲに誤爆。ここに坂口が飛び込んできて神の右膝を放つも赤井に誤爆。高木と坂口が先程登場したバットでちゃんばらを始め、「10歳の娘が居るんじゃ!」と命乞いする高木へ坂口がドスのようにバットを突き刺して始末。ここでミサヲがスイッチを押してルール変更。

 続けて発表されたルールは「ラストウーマンスタンディングマッチ」。
 ダウンカウント10のみで勝敗が決するルールで試合が始まると、ミサヲはダメージの抜けきらない赤井へエルボー合戦を挑み、かつてNEO美威獅鬼軍の“操”として沙希様とともに戦っていた際のフィニッシャーであるヴァニタス(リバースタイガードライバー)も解禁。さらにアイアムアヒーローを狙うが、これをかわした赤井が新人賞からのケツァル・コアトルで叩きつけ、ダウンカウント10を奪った。

 試合後、赤井は「前に路上プロレスでちょっとだけ絡んだことあるくらいだったので、正直ビックリしました。個性のある選手なのでそこが注目されがちですけど、力もある選手なので、練習してるんだなっていうのは試合してて感じました。あの子と被るプロレスラーは日本でも世界でもいないと思います。東京女子が世界に誇っていいレスラーだと思います」とミサヲを高評価。

 対するミサヲは「負けましたが、やまだかつてない過酷なルールで赤井さんがそのルールに乗ってくれて、最後ラストウーマンスタンディングマッチが出たときに『私はスイッチ押さんぞ』と決めました。私が美軍時代に出してたリバタイも出したんですけど、赤井さんは強かったですね。謎に清々しい、でも道は続いていると思いました。また赤井さんと戦いたいです。次こそは勝ちますよ」と笑顔で語った。