2日、東京・後楽園ホールにて全日本プロレス『2021 NEW YEAR WARS〜ReOStaff株式会社 presents〜【開幕戦】』が開催。メインイベントでは諏訪魔&石川修司の持つ世界タッグ王座に宮原健斗&青柳優馬が挑戦した。

 諏訪魔&石川は2017年にタッグチーム“暴走大巨人”を結成し、2019年度プロレス大賞の最優秀タッグチーム賞を受賞。数々のタッグ王座を巻いてきたこのチームだが、今年の世界最強タッグでは不調が目立ち、今回の王座戦に関する会見にて「負けたら解散する」と宣言していた。
 2020世界最強タッグ決定リーグ戦優勝者組の宮原&青柳は初挑戦初戴冠を目指し、青柳は翌日の1月3日後楽園ホール大会で諏訪魔の持つ三冠ヘビー級王座への挑戦も決定しているためこの試合が前哨戦となっている。

 試合は諏訪魔と石川のパワーと連携攻撃に青柳が圧倒されるが、宮原が石川にヘッドバッドを叩き込みブレーンバスターで投げ捨てると状況はイーブンに。石川が宮原にエプロンでのファイヤーサンダー、暴走大巨人で青柳にアルティメット・デストロイを叩き込み勝負が決まったかに見えたが、諏訪魔がバックドロップを狙ったところを青柳が空中で体勢を切り返しフォール。これを返されるとトラースキック2連発からエンドゲームで絞り上げ、動かなくなった諏訪魔を見てレフェリーが試合を止めた。

 勝利した青柳は「どんなもんじゃー!この中で、この俺が負けると思ったやつ正直に手を上げろ。勝ったのはこの俺青柳優馬だ。今日、世界タッグ、暴走大巨人から奪って、明日この俺青柳優馬が諏訪魔の持つ三冠のベルトも奪ってみせよう。そしたら、この俺が史上最年少の三冠王者ならびに五冠王者になる」と宣言。
 これを聞いた宮原は「明日!君は宮原健斗の持つ26歳11ヶ月の最年少記録を塗り替えようとしております。非常に複雑だが、もう時代は2021年だ。いつまでも、俺の記録に頼っていては駄目だからな。お前が、明日取ったあかつきには、次のチャレンジャーは俺だ」と挑戦を表明し、青柳も「OK。一番最初の防衛戦の相手は大将、あなただ」と受けて立つ構えを見せた。

 対して解散が決まった暴走大巨人の石川は「言い訳は何も。解散賭けるって言ったのは馴れ合いでこのチームを続けたくないという気持ちからなんで。その気持ちがある一方でどこかでやり切ったという気持ちがあったのかも知れない。暴走大巨人(というチーム)はないかもしれないけど諏訪魔さんも俺も全日本プロレスを個々の勝負で盛り上げたい」と語り、諏訪魔は「若い力が対抗してきているというのはあるし、長年やってきたけど暴走大巨人は解散します。次からは別のステージで石川選手と競争したいね。解散に追い込まれたわけだから、青柳に。明日かならずシングルマッチで借りを返して、やっぱり全日本の三冠ってすごいベルトなんだなってわからせたい。それを伝えにいきます」と、翌日の三冠戦に向け気合いを入れ直した。