24日、後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STEP FORWARD 2021』が開催。セミファイナルでは杉浦軍vs金剛の8人タッグマッチが行われた。

 今月12日に行われた日本武道館大会にて、拳王の持つGHCナショナル王座へケンドー・カシンが「俺がプロレス界に入ったのはナショナル王座のベルトを取るため」と挑戦を表明。3月7日の横浜武道館大会で王座戦が決定したが、決定以降に謎の白覆面や海賊男が拳王を襲撃するようになり拳王はイラつきを隠せない日々が続いている。
 
 この日はカシンが『ガチンコプロレス by白石伸生』のTシャツを着用し、胸には3月3日に後楽園ホールで行われる『ストロングスタイルプロレス 船木誠勝vsケンドー・カシン』の対戦カード画像を貼って告知するという混乱を煽りながら拳王を襲撃し試合が開始。
 3月7日の横浜武道館で杉浦貴&桜庭和志の持つGHCタッグ王座に挑戦が決定している中嶋勝彦&マサ北宮が激しい打撃戦を繰り広げるなか、カシンが集中砲火を浴びると杉浦軍はカシンを助けず。拳王がカシンを蹴倒してボコボコにしていくが、急所を蹴り上げなんとかカシンはタッチする。
 桜庭は北宮を挑発するようにセントーンを投下していくが、中嶋が容赦ないサッカーボールキックを前後から叩き込みヴァーティカルスパイク。これで終わるかと思ったが、ニヤリと笑った中嶋が再度担いでヴァーティカルスパイクを狙うも、耐えた桜庭がカーフキック連打で中嶋の動きを止めるとカーフスライサーでギブアップを奪った。

 カシンは「CyberFight社長の高木三四郎をクビにして武藤敬司と秋山準、2大全日本の経営者を社長と副社長にすればいい。武藤敬司は株式を売店で売ろうとした、秋山は社長の時一回も黒字出してない」と不穏な提案を残し会場を去る。

 桜庭は「カーフキックは最近覚えました。ただのローキックでしょ?(最後の)関節はカーフスライサー。ふくらはぎを極める技でアキレス腱固めとはまた違う極め方です」と新たな技での勝利で王座戦へ弾みをつけた。