5日、スターダムが『STARDOM Golden Week fight tour 2021/アクロス福岡』を開催し、メインイベントで激勝した舞華が地元・福岡県のファンにエールを贈った。

 舞華は15年間続けてきた柔道を武器にTAKAみちのく率いるJUST TAP OUTに入団。2019年5月のデビュー戦で下田美馬をシングルマッチで破る衝撃のデビューを果たし、スターダムマットではフューチャー・オブ・スターダム王座(若手王座)を巡って“ビッグダディ三女”林下詩美と抗争を展開。強さを求めてジュリア率いる“Donna Del Mondo”に加入してアーティスト・オブ・スターダム王座(6人タッグ王座)を戴冠するなどの活躍を経て昨年7月にスターダムへ入団。
 同時入団を果たしたひめかと“舞ひめ”タッグを結成しゴッデス・オブ・スターダム王座(タッグ王座)を獲得するなど実績を残している他、硬派ながら不意に見せる天然なキャラクターがファンに愛されており、入団して1年未満ながら今ではスターダムになくてはならない存在となっている。

 この日のメインイベントでは、Queens QuestとDonna Del Mondoの対抗戦が組まれ、ジュリア&舞華&ひめか&なつぽいvs渡辺桃&AZM&林下詩美&上谷沙弥の8人タッグマッチが行われた。

 序盤から両軍4人がかりの合体技を見せるなど激しく入り乱れる混戦となり、中盤からは舞華と上谷の対面が中心に。
 2人は団体は違えど3ヶ月差でデビューしており、スターダムではフューチャー王座を巡って幾度も闘っていた間柄であり互いに意地をぶつけ合う肉弾戦に。機動力に勝る上谷が側転&バク転ドロップキックや場外へのスワンダイブ式ダイビングクロスボディなどを見せれば、舞華も柔道をベースとした投げ技やラリアットなどのパワーファイトで応戦。
 終盤にはQQの面々が一斉に加勢に入り、舞華に大技ラッシュを畳み掛ける。しかしDDMも上谷へ集中攻撃をかけてお返しし、舞華&ひめかの合体チョークスラムも炸裂。最後は舞華が強烈なラリアットからTAKAみちのく直伝のみちのくドライバーIIで上谷から3カウントを奪った。

 地元・福岡大会の凱旋試合を勝利で飾った舞華は、「福岡の皆さん、また福岡に帰ってくることが出来ました!本当にこのコロナの中、ご来場・ご観戦本当にありがとうございます!スターダムは明日も試合がありますが、コロナに負けず、止まらず、どんどんどんどん突き進んでいきたいと思います!そして必ずまたここ、福岡に帰ってくるけん、みんな、待っとってね!」と普段は出さないお国言葉を遣ってファンにメッセージを贈った。

 福岡県では、新型コロナウイルスの感染が拡大しており、先月22日からは福岡市を、25日からは久留米市も対象とした飲食店等への県独自の営業時間短縮要請を出していたが、さらなる感染拡大を受けて今月6日〜19日まで映画館などの商業施設を含めた時短要請を全県域に拡大する対応を決定している。
 暗い話題が続く中でプロレスを通して福岡のファンを勇気付けた舞華は、翌5日の福岡大会にも出場予定。また、スターダムの春の風物詩であるシングルトーナメント『シンデレラ・トーナメント』でも舞華は勝ち進んでおり、今月14日の後楽園ホール大会でジュリアとの2回戦が予定されている。

 舞華はトーナメント優勝を果たし、再び福岡大会で凱旋して故郷に錦を飾ることが出来るのか。地元を背負って闘う舞華の活躍に注目が集まる。