10日、東京都・新木場1stRINGにてTTT『ATTACK6』が開催され、ガッツ石島&ツトム・オースギ&バナナ千賀がGWC6人タッグ王座の初防衛に成功した。

 GWC6人タッグ王座はかつてガッツ石島が率いた団体・ガッツワールドが管理していた6人タッグ王座。シングル・タッグのベルトに比べて6人タッグのベルトは絶対数が少ないことからインディープロレス界隈で3人以上が属するユニットの目標となることが多く、これまで数々の大物選手たちが戴冠・挑戦してきたベルトだ。
 2018年にガッツワールドが解散してから同王座は一時封印されていたが、数少ない6人タッグの栄冠復活を望む声は多く、2019年に早くも復活。元ガッツワールド勢とガンバレ☆プロレス勢による新王者決定戦が行われ、ガン☆プロが勝利。以降はガン☆プロが管理する王座となっていた。
 そして、先月13日の新宿FACE大会にて、“THE HALFEE” 勝崎周之助(勝村周一朗)&春見澤萌彦(春日萌花)&桜井鷲が保有していた同王座をガッツらが奪還に成功。

 “石島家の財産”であるGWC6人タッグ王座を奪還した3人の前に立ちはだかったのは、THE HALFEEのセコンド兼サポートメンバーとして太鼓を叩いていた大家健。
 大家はガッツに対抗して同王座を“ガン☆プロの財産”と主張するあまりパートナーを用意せぬまま勢いで挑戦表明をしてしまったため、千賀に「大家健、団体やってるけど多分友達いないぜ?」と言われるなど散々な扱いを受けたが、なんとか今成&翔太の助太刀を得ることに成功。奇しくも学生プロレスに縁ある挑戦者たちが揃い、ガッツの団体の王座戦としては趣深いものがある試合となった。

 いざ試合当日を迎えるも大家には本当に友達がいなかったのか、いるはずのパートナー2人が現れず、大家は1vs3のハンディキャップマッチかのように王者組から袋叩きに。大家が死にかけると今成&翔太が慌てて飛び込んできて3vs3の形にはなったものの、今成&翔太はことあるごとに大家にタッチを回し、大家は虫の息に。
 前半こそこうしたコミカルな展開があったものの、死にもの狂いで闘い続ける大家を今成&翔太が盛り立て、インディージュニア界屈指のタッグワークを誇るツトム&千賀もエンジン全開で対抗。ほぼ全員が場外に飛んでいくダイナミックな展開から最後はガッツと大家の大将同士の決戦となり、大家の炎のスピアーやDDOを受けきったガッツがラリアットからのゴーストバスターで3カウントを奪った。

 試合後、ガッツは“TTTvsガン☆プロ”の対抗戦を本格化させていく意向を語り、8月1日にガン☆プロへTTT所属全員で乗り込んでいくと気炎を上げる。
 そして、TTTがシングル&タッグで独自の王座を創設していることに触れ、「(GWC6人タッグ王座を)俺たちが防衛し続けたら封印して、TTTの新しい6人タッグ王座を作ってもいいんじゃないかな」とさらに団体ブランドを拡大していく野望を語った。

 なお、ガッツは自分で作ったベルトでありながら体重の大幅増加によって腰に巻くことが出来ないため、体を絞ることを検討しているという。