18日、東京都・後楽園ホールにてアイスリボン『リボンの騎士たち2021』が行われ、山下りながテクラとのチェーンアタックオンリーハードコアマッチを制してFantastICE王座V2を果たした。

 FantastICEとは王者が自由にルールを決められるEXTREMEな王座として創設されたアイスリボンのシングル王座。現在はハードコア・デスマッチルールの試合で防衛戦が行われることが多く、現在は今年6月に世羅りさとの蛍光灯デスマッチを制した山下が王者として君臨。
 この日は、正統派・怪奇派・コミカルまでなんでも一線級の“オーストリアの毒蜘蛛”テクラが山下にチェーンアタックオンリーハードコアマッチで挑戦した。

 山下はチェーンの上へのボディスラムや、チェーンを腕に巻きつけての打撃といった“ハードコアの王道”というべき正統派の攻撃を見せる。対するテクラは攻め込まれながらもロープにチェーンを巻きつけて罠を張り、山下がラリアットを狙ったところでチェーンを引っ張って転ばせ、チェーンを山下の首に巻き付けながらの鎌固めでじわじわ苦しめる“毒蜘蛛”さながらのトリッキーな攻撃で対抗。
 テクラは足にチェーンを巻きつけて得意のトラースキック、バズソーキックと畳み掛けていくが、山下がチェーンを巻きつけてのラリアットで豪快に吹き飛ばし、最後はチェーンの山へスプラッシュマウンテンで叩きつけて勝利を奪った。

 山下はテクラを絶賛し、「テクラは次、ベルト無しの通常ルールでシングルしたいです」と再戦を熱望。
 そして、試合後に挑戦者が名乗りを上げてこなかったことについて「出てきてくれるかなって思いながらも、自分から『コイツ指名したい』って選手が、なかなか、なかなかいないなっていうのも事実……かな。ハードコア・デスマッチには今たまたま限定されてる感じになっちゃってますけど、それ以外のルールでこの人とやりたいっていうのがなかなか思いつかなくて。特に頭を使うベルトを今保持していますので、私に指名される方もかなり覚悟をしておいてください(笑)」と孤高の王者としての悩みを吐露した。