16日、大田区総合体育館にて全日本プロレス『2021 Champions Night 2 〜全日本プロレス49周年記念大会〜』が開催。メインイベントではジェイク・リーの持つ三冠ヘビー級王座に宮原健斗が挑戦した。

 ジェイクは今年のチャンピオン・カーニバルで悲願の初優勝を果たし、本来は5月の大田区総合体育館大会で当時の三冠王者・諏訪魔に挑戦する予定であったが、大会1週間前に諏訪魔が新型コロナウイルスに罹患し王座を返上。緊急事態宣言による大田区大会は6月に延期され、青柳優馬・宮原健斗との巴戦を制してジェイクが三冠王座初戴冠を果たした。
 その後芦野祥太郎を相手に初防衛し、復帰した諏訪魔を相手に二度目の防衛にも成功。そこへ宮原が「主役は2人もいらねえんだ。今の時代は俺の時代なんだよ」と挑戦を表明し、この日の王座戦が決定した。

 試合が始まると両者じっくりとした攻防から場外戦を繰り返し、ジェイクの腕攻めが功を奏し宮原が攻めきれない展開が続く。ジェイクは場外でのパイルドライバーなど激しい攻撃を見舞うが、リングに戻ると宮原もスネークリミットで捕らえ一進一退に。最後は宮原がブラックアウトからのシャットダウンスープレックスホールド、ジェイクがバックドロップからのD4Cと怒涛のフルコースをお互い叩き込んでいくが両者カウント2で返し、ならばとジェイクがジャイアントキリングを叩き込んだところでフルタイムドローのゴングが鳴らされた。

 60分を戦い抜き防衛に成功したジェイクは「来年50周年。こんな試合が他にできる奴いるか?おい諏訪魔、おい芦野、おい青柳、石川、それ以外も、お前らこういう事できるか?できねーだろうな。このまま行くと、俺と宮原二人だけだ。悔しんだったらさ、お前らなんのためにプロレスやってるかって、ちょっとは本心曝け出せよ。お前らの主義主張ってなんだ?この会社、団体をどうしていきたい?考えたことあるか?考えたことあるけどビビってんだろ?ここまで身体はれねーんだろ?だから俺が突き抜けてやる。俺しかできない事、これからも見せてやる。来年50周年、俺が作ってく。俺が作り直してく」と宣言。

 来年50周年という節目を迎える全日本プロレス。団体としての権威と集客を取り戻すべく、ジェイク・リーが新たな全日本プロレスストーリーを創り上げる。