DDTプロレスが21日、東京・千代田区の神田明神内で、同団体のシングル最強決定リーグ戦「D王 GRNND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、東京・大田区総合体育館で開幕)に向け記者会見を開き、Bブロックで出場するKO-D無差別級王者・竹下幸之介が堂々の全勝Vを誓った。

 Bブロックでは竹下のほか、HARASHIMA、樋口和貞、クリス・ブルックス、MAO、岡林裕二の6選手がエントリーした。

 竹下は「昨年は準優勝で、優勝したのは3年前。1度優勝したときの竹下幸之介とも、去年準優勝した竹下幸之介とも全然違う。特に今回はでかい選手が多い。開幕戦は岡林選手。僕がこの1年間もがき苦しんできた一つの結果を見せるときだし。プロレスラーはでかくてナンボだというのを心に秘めて、10代の頃からウエイトトレーニングに励んできたので、岡林選手とは真っ向勝負で。数年前の自分だったら、スピードというか変化球で勝負しないと、一瞬たりとも勝ち目はなかったと思うんですけど。今はしっかり真っ向勝負でチャンピオンとして、岡林選手と闘えると思ってます。初戦必ず勝って、このD王は全勝優勝で、一つも負けずに一番になりたいと思います」と高らかに全勝での優勝を口にした。

 10月12日の東京・後楽園ホールでKO-Dタッグ王座から陥落したばかりだが、気持ちの切り替えについて、「シングルのリーグ戦なので、僕がこのリーグ戦で活躍して、シングル戦線で頑張ることで、また勝俣(瞬馬)とのタッグのチャンスも来るだろうし。そういう意味でも前を向いて」と発言。続けて、「岡林選手との真っ向勝負が今はもう楽しみで仕方がない。秋山(準)選手から8月にベルトを獲って、自分の前に壁というか、自分が超えたい何かが、正直前に出てきてなかったので。今回岡林選手と開幕戦から当たれるというところで、超えたい壁というのが。それをぶち壊しにいきたい。大田区総合体育館がぶっ壊れるような試合を見せたいと思います」と岡林戦へ思いを馳せた。

 9月26日の後楽園で王座を懸けて激闘を繰り広げたばかりのクリスと同じブロックで短期間で再戦することに関しては、「前回のタイトルマッチはそこに向けて、約1カ月間、前哨戦も数試合闘って。そこに一気にもってきた試合だった。リーグ戦は開幕戦はベストなコンディションで立つんだけども、なんと言っても過酷なので。クリスとの試合のときにお互いどんなコンディションかも分からないので、もしかすると短期決戦になるかもしれない。チャンピオンとして狙われる立場にあると思ってるから、厳しい闘いが続くと思いますけど、それも楽しんで全勝優勝したい」とコメント。

 一方、初出場の岡林は「全員シングルで初対決で、すごく楽しみにしています。初戦が今チャンピオンの竹下選手ということで、それも本当に楽しみ。竹下選手は真っ向勝負と言ってましたけど。5年前、タッグマッチで対戦して、すごい選手だなと思って。この選手は絶対成長すると思いました。今ものすごい選手になってます。だけど、パワーじゃ絶対負けません。真っ向勝負で受け止められるなら、受け止めてみろと。11・3大田区で、竹下選手に勝って全勝優勝したいと思います」と力を込めた。

 優勝すれば、竹下の持つ無差別級王座も視野に入ってくるが、「それはもちろん。優勝することがあったら、絶対ベルトも狙っていきたいです。ベルトは常に意識してます」とキッパリ。

 大日本プロレスの看板を背負って出場することについて、「そういう気持ちは常に持ってます。こういう他団体のリーグ戦はいろいろ出させてもらってるんですけど、いつも大日本の闘いを見せるつもりでいます」と話した。

<以下、そのほかの出場選手コメント>

HARASHIMA「優勝したことがないので、毎年言ってるかもしれないですけど、今年こそ優勝したと思います。まず、11月3日の初戦、樋口戦。この前、樋口と久しぶりに対戦して、ブレーンクローを初めて食らって。その威力にビックリしたけど、どんどん周りも進化してる状況で闘えるのを楽しみにしております。初戦から飛ばしていきます。(Bブロック最年長だが?)みんなよりキャリアがあるというだけ。このなかでは最年長ですけど。もう一つのブロックでは僕より年上の方はいますし。前回のD王優勝した秋山さん、その年齢さえ、僕の今の年齢を超えてるし、年齢は何の問題もないと思います」

樋口「毎年のように、今年こそ俺が取るみたいなことを言ってます。それはもちろん気持ちにはあるんですけど、まずは目の前の一戦一戦、大事にしていかないといけないと思ってます。大田区のHARASHIMA戦、一つのヤマだと思ってます。ここを超えない限りは、自分の言ってることもただの大口と呼ばれるかもしれない。そうならないように気を引き締めて気合を入れて頑張りたいと思います」

クリス「非常に強力な相手ばかりのブロックになったけど、各選手と対戦するのは楽しみにしています。大田区、僕は公式戦がないけど、代わりにMAOとのスペシャルハードコアマッチがある。いい機会なので、リーグ戦前に彼を終わらせる」

MAO「毎年小さな金星は挙げるんですけど、いつもいいとこでギリギリたまたま完全敗北してしまう。そろそろ勝ちたいところなんですけど、いきなり開幕戦の大会で、クリスとドリュー(パーカー)と、MAO&勝俣でハードコアマッチから始まってしまうという。勝っても負けても大きなダメージ。大ダメージを負った状態でD王の開幕を迎えなければいけないので。スタートダッシュを皆さんの一歩遅れたところから始まるので。ラッキー本願だけで勝ち進んで優勝したいと思います。(体格的に不利だが?)力的にも一番ないし、真っ向から火の玉変化球投げまくるしかないですね。火の玉ナックルカーブで、全員倒すしかない。5カウント以内の反則と、レフェリーが見てない隙のグーパンチで勝ち上がってやります」