31日、東京・後楽園ホールにて全日本プロレス『2021 旗揚げ記念シリーズ』が開催。セミファイナルではT-Hawk&エル・リンダマンの持つアジアタッグ王座に青柳優馬&青柳亮生の兄弟が挑戦した。

 T-Hawk&リンダマンはGLEAT(G PROWRESTLING)の中核を為す#STRONGHEARTSのエースとして君臨しており、昨年より全日本へと侵攻開始。CIMAが世界ジュニア王座を戴冠するなど#SHは着実に全日本内で存在感を増していき、今年9月にはGLEAT勢としては2度目の挑戦でT-Hawk&リンダマンがアジアタッグ王座を戴冠。“全日本vsGLEAT”の対抗戦の天秤はGLEATに傾きつつあった。

 日本最古のベルトであり全日本の至宝とも言えるアジアタッグ王座奪還に名乗りを上げたのは、実の兄弟レスラーである青柳優馬&青柳優馬。兄・優馬はデビュー前から秋山準に王道の遺伝子を叩き込まれているヘビー級屈指の実力者。弟・優馬は兄を追って約4年遅れて全日本でデビューし、必殺のファイヤーバードスプラッシュをはじめとした華麗な空中殺法でファンを魅了するジュニアヘビー級期待の若手。

 試合開始前に新作の青柳兄弟Tシャツを着てエル・リンダマンが入場し、それを引き裂いて優馬に叩きつける挑発行為を行う。これでペースを乱された青柳兄弟は、T-Hawk&リンダマンの多才な連携攻撃に翻弄される。なんとか優馬が場外からのアシストでT-Hawkの動きをとめると、亮生がムーンサルトプレス2連発からファイヤーバードスプラッシュと怒涛の空中殺法で畳み掛けるが、全て受けきったうえで返したT-Hawkがパワーボムからウラジゴク。さらに亮生を肩車し、リンダマンがコーナーから飛び込んでのAKACHOCHIN(=合体ダイビングコードブレイカー)を叩き込み3カウントを奪った。

 勝利したT-Hawkは「青柳兄弟も持ってる力をすべて出したかも知れないけれど、まだまだ余力あったんじゃない俺ら。野球で言ったら4回くらいですよ」と余裕を見せ、リンダマンも「柔道で言ったら開始30秒で一本勝ちだよ。結果だけ見れば、アイツらまだまだ三下。Tシャツなんて出してる場合じゃねーんだよ!この俺様でさえTシャツ出したこと無いんだからな!いいか?俺たちはアジアタッグ王者だけど、世界タッグより権威が低いなんて誰が決めたんだ。おい世界最強タッグ、諏訪魔&芦野祥太郎いるけども、あいつらも確かにリーグ戦優勝候補かもしれない。だけどなオイ、今日の試合見てわかっただろ?この俺たち、アジアタッグチャンピオンチームも、優勝候補として世界最強タッグ参戦させてもらうからよ!楽しみにしとけ」と余裕を見せベルトを掲げた。

 今年の世界最強タッグ決定リーグ戦は、11月13日(日)より後楽園ホールにて開幕する。