31日、東京・後楽園ホールにて全日本プロレス『2021 旗揚げ記念シリーズ』が開催。第4試合では諏訪魔&芦野祥太郎&田村男児vs岩本煌史&斉藤ジュン&カズ・ハヤシの6人タッグマッチが行われた。

 カズは2002年に全日本プロレスに入団しジュニア戦線を盛り上げていたが、2012年の白石伸生オーナー時代に起きた選手大量離脱時に退団し、武藤敬司らとともにWRESTLE-1を設立。後に社長となるが、WRESTLE-1はコロナ禍で活動休止に。現在は全日本プロレスと対抗戦を繰り広げているGLEAT所属として活動している。
 試合はWRESTLE-1時代の弟子である芦野が得意のアンクルホールドでカズの動きを止め、諏訪魔が逆エビ固めで若手扱い。男児が出てくるとカズはハンドスプリングオーバーヘッドキックで迎撃しタッチするが、最後は諏訪魔がジュンをラリアットからバックドロップで叩きつけ3カウントを奪った。

 試合後にマイクを持ったカズは「グレートのカズ・ハヤシ、約8年ぶりに全日本プロレスのリングに上がらさせていただきました。このメンバーを見ていると、8年前から彼らが全日本プロレスをずっと支えていた、そのメンバーの中で今日僕が試合ができたんだなとすごい実感します。全日本プロレス、来年50周年。私も長い歴史の中で、カズ・ハヤシという、(全日本プロレスの)歴史に刻んだ人間でもありますから、是非50周年一緒に盛り上げたいなと!そう考えています」と諏訪魔を見つめると、諏訪魔はカズの手を取り握手。
諏訪魔は「俺逆エビやってる時にさ、俺が新弟子の頃に逆エビやってハヤシさんに『お前、この野郎!』って怒られたのを久しぶりに思い出した(笑)。お互いに止まっていた時計の針が動き始めたのかなって思いますね。ハヤシさんはいつまで経っても偉大な先輩ですね、俺にとっては。全日本の世界ジュニアの防衛記録を持ってるだけはあるなってなりますよね。脱帽です。来年は50周年イヤーだからさ、ハヤシさんもGLEATもあるからアレだけど、一杯ひっかけてぇなというのはありますよ」とわだかまりのない笑顔を見せる。
 これを聞いた芦野も「その時はぜひLINEください。すぐ行きますんで」と師匠への思いを覗かせた。