13日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『OPEN THE NEW YEAR GATE 2022 ―Final Burst Out! K-ness. Forever―』が開催され、吉田隆司がKAIの持つオープン・ザ・ドリームゲート王座へ挑戦することが決まった。

 KAIはフリーながらDRAGON GATEに約4年レギュラー参戦を続けており、既にドラゲーには欠かすことの出来ない選手。幾度もドリームゲート戦線に絡み続けるもあと一歩で戴冠を逃し続けてきたが、昨年12月に仇敵・YAMATOを下して悲願の初戴冠。

 その後、斎藤了GMが「デカくてバチバチやれる相手を用意している」とKAIへの挑戦者候補が脳内にいることを明かすと、吉田隆司はこれを自分のことだと思い込みKAIを強く意識。前日12日の後楽園ホール大会では首固めでKAIから3カウントを奪い挑戦を表明も、丸め込みシャラップな勝利では観衆の支持を得られずKAIもこの要求を蹴っていた。

 一方、土井成樹は昨年8月に“土井吉”の名タッグで知られた盟友・吉野正人の引退を見届け、同年11月には吉田とのタッグ“新・土井吉”でオープン・ザ・ツインゲート王座を戴冠。
 ツインゲートは防衛回数0回で手放してしまったものの、現在ユニットに所属していない2人は新ユニットの結成を画策。土井は未来のエースと目される期待の若手・箕浦康太に目を付け、「箕浦さんをセンターにしたユニットを作りたい」と2000年デビューの土井が2018年デビューの箕浦にへりくだるという奇妙な光景が展開されていた。

 この日のメインイベントでは、土井成樹&吉田隆司&箕浦康太vsKAI&B×Bハルク&シュン・スカイウォーカーの6人タッグマッチが実施。
 土井は「箕浦さんに気持ちよくなってもらう試合をする」と意気込んでいたが、相手に現王者のKAIに加え、ドリームゲート戴冠歴のあるハルク&シュンまで揃っているとあっては吉田のテンションは収まらず。土井が必死に“あとは箕浦がカッコ良く試合を決めるだけ”という場面を作り出すものの吉田は自力での決着に執着し、KAIにパイナップル・ボンバーからのサイバー・ボムを叩き込んで3カウントを奪った。

 KAIから完璧な勝利を収めた吉田は改めてドリームゲートへ挑戦表明。KAIもこれを快諾した。
 しかし、ここに斎了GMがリングに上ってくると、候補として考えていた「デカくてバチバチやれる相手」はBIGBOSS清水のことであると明かし、「吉田くんの勘違いなんだ……」と気まずそうな表情で語る。しかし、勘違いから調子を上げていった吉田を高く評価し、2月4日の後楽園ホール大会でKAIvs吉田のドリームゲート戦を正式決定した。

 このやり取りをげんなりした表情で聞いていた土井は、話が終わるなり「吉田!お前なにしてくれてくれてくれてくれてまんねんホンマ!今日は箕浦さんの良さを引き出して引き出して盛り立てて盛り立てて気持ちよくなってもらおうと思ってたのにお前が気持ちよくなってどうすんねん?!今日の主役はお前ちゃうねん!箕浦さんや!今日は完全に接待や接待!接待試合やぞ?!接待邪魔すんな!」とブチギレ。
 さらに「箕浦さんスンマセン!気分害されてないですか?!」とへりくだりながら改めてユニットのセンターをオファーするものの、箕浦は「よく分かりません」と断り、土井は連日フられる形になってしまった。