16日、後楽園ホールにて『アイスリボン〜冬物語2022〜』が開催。昨年末の主力8人大量離脱から新体制一発目のアイスリボンで、取締役選手代表の藤本つかさがかつての先輩である真琴とシングルマッチを行った。

 真琴は2006年に、藤本は2008年にプロレスデビューしておりかつては直の先輩後輩であった。
 だが真琴はWWEを目指すために2011年にアイスリボンを退団すると、SMASH、Wrestling New Classic、REINAと団体を点々とし、2016年にREINA世界女子王者となっていた藤本つかさからベルトを取り戻して以降は藤本とシングルで絡むことなくこの日を迎えていた。

 試合が始まると当時より力強くなった真琴の力に藤本が翻弄され、得意のエースクラッシャーも真琴が切り返し容赦ないブレイジングキックを叩き込む。だが藤本も当時は使っていなかったインフィニティを叩き込むと、必殺のビーナスシュートで顔面を蹴り飛ばす。
 最後は豊田真奈美直伝のジャパニーズオーシャン・サイクロン・スープレックスホールドでトドメを狙うが、これを真琴がデスバレーボムで切り返したところで15分時間切れに。

 久々の邂逅を終えた藤本は「6年ぶりのシングルマッチ、私達練習生の頃から真琴さんにお世話になってました。アイスリボンこういう状況だから、真っ先に真琴さんが浮かびました。同じDNAを持ったあなたの力が今こそ必要です。アイスリボンにレギュラー参戦してください。お願いします!アイスリボン一緒にやっていきましょう!」と真琴に要求する。

 動揺しながらも真琴も「アイスにはすごく迷惑かけちゃったんですけど恩は感じてるし、成人式の振り袖だって私アイスリボンに着せてもらったんですよ。思うところいっぱいあるんで、私で良ければ力を貸します!」と快諾し、かつての古巣の柱としてレギュラー参戦が決まった。

 新体制一発目のこの日は、10代〜40代の年齢層の広いキャリア若手の試合やはちゃめちゃな王座戦、「高校の卒業式にベルトを持っていきたい」とシングル王座に挑戦した18歳など、かつてのアイスリボンを彷彿とさせる大会になった。
 真琴や松本都などのレギュラー参戦が、中堅が大量離脱した後の新世代にどのような影響を及ぼすのか期待が集まる。