【#プロレス今日は何の日】
1996年4月29日 東京ドーム
橋本真也vs高田延彦っ!

96 BATTLE FORMATION 東京ドームメインイベント!初代の丸いベルトを賭けたIWGPヘビー級選手権試合!第18代チャンピオン高田、ド演歌こっしーこと越中詩郎を下して2度目の防衛戦!

183㎝ 135kg 橋本真也!
183㎝ 95kg 高田延彦!
ぐっと目を合わせてぐっと握手!超満員65,000人の大歓声!

ガッチリ力比べから入る二人、グランドになるといきなり腕ひしぎを仕掛ける高田!
「今の橋本が取り返さないと新日本に明日は無い」とまで言う解説の柴田惣一さん!
「二人ともイイ表情してますね。高田選手もムラのある時がありますんでね。でも今日はイイ表情してますね。」とはダブル解説の安生-200%-洋二!

ここで高田の前蹴りをキャッチした橋本、奥足にローキック!高田の表情が一変!
更にローで行く橋本!しかし高田も踏み込んだ速いロー!左ハイから右ハイの連打でダウンを奪う!どうだ!と力強い表情を見せカウント途中でも腕ひしぎに入る高田!橋本、必死にロープブレイク!

組みついてきた高田にヒザ蹴り!ヒザ蹴り!ヒザ蹴り!そして左ミドル!宙に浮く高田!
もう一発左ミドルを入れDDTの体勢に入る橋本!しかしなんと首固めで切り返す高田!うおおお〜!唸る東京ドーム!

カニばさみに来た高田をつぶし、脇固めで押さえ込む橋本!もうひとつひとつの攻防で沸きに沸く東京ドーム!ここでやっと5分経過!まだ5分!

橋本のインローが効く!ローを連打で倒すと足4の字に捉える橋本!武藤敬司の敵討ちか精神的な揺さぶりか!?

エスケープした高田に鋭い眼光を向け、立て立て立てと手招きする破壊王!そこに高田のソバット炸裂!今度は橋本の体が宙に浮く!踏み込んだ左ミドル2発!「あこれ入りますよ!!」と早口で差し込む安生!3発目のミドルを打ち込みバックドロップの体勢だ!踏ん張る橋本を強引かつ高々とバックドロップ!拳を突き上げるお客さん!すごいよ高田!

そして腕ひしぎ逆十字だ!クラッチする橋本!片逆エビに切り替える高田!
「これまでで1番チャンピオンらしい顔してますね」と高田を評する柴田さん!
両足を取って逆エビに切り替える高田!しかしプッシュアップで跳ね返す橋本!

高田の左ミドルに対してけさ切りチョップでダウンを奪う橋本!ダウンした高田に追撃のエルボードロップだ!

手四つの前蹴りから左ミドルにつなぐ高田!右ロー!左ミドル!踏み込んで右ロー!こめかみに左ハイ!橋本の両胸をバンと押して距離を作りトドメの右ハイが走り出す!
ここで橋本、起死回生の水面蹴り!!ぐおおお〜、拳と拍手と声援で沸く東京ドーム!

左ヒザを周辺を押さえ苦悶の表情を見せる高田!ここだとDDTを狙う橋本!しかしこらえた高田が脇固めで切り返す!やっと10分経過!

エスケープし片膝を着く橋本にローキック気味のミドルを二発!橋本も踏み込んで左ミドルのお返しだ!高田は前に体重をかけた瞬間に喰らったカウンタ―、こりゃキツイ!

よっしゃと垂直落下DDTに入るも高田が空中で反転し橋本の背後に着地!しかし橋本が振り向きざまの燕返し!(これまた強烈な逆水平!)
左の膝蹴り二連発から後方に引っ張り込むようにDDT!前方回転しダメージを軽減した高田!研究してる!でもダメージでかい!

ここだとばかりに高田をとらえ、こらえる高田に右ヒザ入れたらぐわっと持ち上げ、垂直落下のDDT!落ちる瞬間、高田のやられたって顔にヤバさが分かる!
倒れる高田の右腕をぐっとつかんで三角締めだ!腕が伸び切った高田、こらえこらえてこらえるもついにタップ!12分33秒、橋本真也、IWGPベルト奪還!
コーナーに上がりベルトを掲げる橋本真也!タッグと合わせて二冠王!輝く丸いベルトが本当にカッコイイ!

ガッチリ両手で握手を交わして去ってゆく高田、ああ青春の爽やかな風が吹く。

―前田日明氏曰く「ユニバーサル(旧UWF)の旗揚げシリーズが終わって、佐山さんが入団するちょっと前ですね。自分は鼻が悪くて入院して手術したんですよね。そこに高田が橋本を連れて来ましてね。何で連れて来たんかなって聞いたら、『橋本がUWFに来たいって言ってるんですよ』って。『いいよ、来い来い』って感じで・・・」という出来事もあったそうな。
橋本は悩みつつも「自分は高田さんと違ってデビューしていません。新日本にまだ何も恩返ししていません。だからUWFには行けません」と断ったそうな。
そして旧UWFへ移籍にあたり新日道場を去る高田の荷物の積み込みを橋本が手伝ったそうな。
IWGP=最強という希望が持てた、あの84年からここ96年に至る12年振りの邂逅でした―

「高田選手、ほんとうに強いです!何回もやりたいです!ほんとうにありがとうございました!」「皆さん今日は、心を込めて締めさせていただきます!」
「い〜くぞお〜!い〜ち、に〜い、さ〜ん、ダア〜〜〜!!」
うんうん、今日のダーは猪木じゃなくても納得よ!(泣)

こちらこそ本当にありがとう、橋本!激闘を見せてくれてありがとう、高田!
IWGP選手権史上、いつまでも語り継がれるであろう(我々なんて語り始めらたら終わらない)屈指の名勝負でした!

今日もプロレス最高っ!