12日、大阪府・大阪城ホールにて新日本プロレス『DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL』が開催され、“HOUSE OF TORTURE”EVIL&高橋裕二郎&SHOがNEVER無差別級6人タッグ王座の4度目の防衛に成功した。

 凶器攻撃・急所攻撃など何でもありの無法者たち“HOUSE OF TORTURE” EVIL&高橋裕二郎&SHOは昨年11月に6人タッグ王座を戴冠してからはなりふり構わず貪欲に勝利を狙い無敵の防衛ロードを重ねてきた。
 この日、HOTに挑戦したのは“鈴木軍”エル・デスペラード&ザック・セイバーJr.&金丸義信。無法を無法で返せる鈴木軍がHOTの牙城を崩すのではないかと期待が集まっていた。

 挑戦者組が入場する中、背後から王者組が追いかけてきて花道で奇襲。場外乱闘が展開される中、鈴木軍が優勢に反撃していき金丸がリングでSHOに足4の字固めを決めたところで試合開始のゴング。
 金丸が匠の足攻めでHOT3人を同時に相手取ってそれぞれに足4の字固めを決めていくが、HOTは悪の連携で金丸にタッチを許さず3人で袋叩きに。金丸が一矢報いてタッチを求めるもすぐにHOTが妨害。デスペラード&ザックも必死のアシストを見せるものの金丸の精悍に繋げることはできず焦れた試合展開が続く。
 金丸は孤軍奮闘しSHOにムーンサルト・プレスを決めるまで戦況を持ち直すが、HOTのセコンドに付いていたディック東郷がエプロンに上がってウイスキーを口に含んでいるのを発見しトラースキックで撃退。しかし、その間にSHOはなにかを右脚のレガースの中に仕込んだようで、直後に放たれたSHOのミドルキックをキャッチした金丸は異常なダメージを負ってのたうち回る。SHOはニヤリと笑い、金丸をショックアローで突き刺して3カウント。終わってみればHOTが試合開始から金丸に一度もタッチを許さない完封勝利での防衛を成した。

 見事4度目の防衛を決めたSHOは「これで分かったろ? 楯突く相手は次はちゃんと選べよ。オイ、こういう目に遭うぞ? 分かったやろうな?」と高笑い。裕二郎の「今日はよ、HOUSE of TORTUREが鈴木軍を一気飲みだ!」の音頭に合わせて祝杯を上げた。

 一方、デスペラードは「試合中だ。1回キャッチに成功しているミドルキック。確かにSHOのミドルキックは危ねえよ。危ねえのは知ってんだ。だけどな、1回キャッチに成功している、試合中に目の前でだぞ?直前に成功しているそのキックをキャッチして、なんでノブさんがあんななんだよ?おかしいだろ?なんかまたチープなトリックでも使ったんだろ。そうじゃなきゃな、あの状況でノブさんがひっくり返されるなんてあり得ねえんだよ」と、苛立ちを顕にしつつSHOの右足に疑問を呈した。

 一時はエル・ファンタズモのサドンデス(※トラースキック)の威力があまりにも高すぎることから「足になにか仕込んでいるのではないか」と疑われ、“疑惑の右足”と呼ばれてきた。
 ファンタズモの場合は靴の中からアイアンソールが発見されてタネを暴かれたが、SHOのミドルキックの謎が解ける日は来るのか。