17日、東京都・新木場1stRINGにて『プロミネンス第4戦 〜柊くるみ復帰〜』が開催され、柊くるみが約1年1ヶ月ぶりの復帰を果たした。

 プロミネンスとは、2021年末を以てアイスリボンを退団した世羅りさ、柊くるみ、夏実もち(※宮城もちから改名)、藤田あかね、鈴季すずの5名で結成されたデスマッチ&ハードコアユニット。全員フリーランスながらユニットとして活動をともにしていく形式であり、男子団体・女子団体を問わず幅広く参戦している。

 くるみはアイスリボンでキッズレスラーとして10歳でデビューしており、22歳の若さでキャリア12年を誇るベテラン。
 昨年6月に左ヒザ前十字靭帯断裂による再建手術のため長期欠場に入り、欠場中の状態でアイスリボンを退団しプロミネンスへ。プロミネンスの興行では甲斐甲斐しくスタッフ業務に従事している姿が見られた他、プロミネンスがスターダムへと乗り込んでいった際には強力な用心棒として活躍。今月8日のスターダム『NEW BLOOD3』ではバックステージでスターダムの至宝・赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム王座)を持つ朱里を襲撃し、スリーパーホールドで失神させるなど圧倒的な強さも発揮している。

 そんなくるみは、6月のプロミネンス旗揚げ第3戦にて復帰を宣言し「復帰戦はやっぱりデカい相手と試合をしたい」として橋本千紘&優宇vs水波綾&柊くるみのタッグマッチをぶち上げ。AEWでも活躍する世界の水波をパートナーに“チーム200kg”の橋本&優宇を招聘した。

 試合は序盤から小細工なしのパワーvsパワーのぶつかり合いとなり、一般的な女子プロレスとは一線を画すショルダータックルやラリアットの衝突音に観衆から驚きの声が上がる。
 くるみは、自身と同じくキャノンボールを使う優宇をキャノンボールの競演を見せたり、同じくサンセットフリップ使いである橋本とサンセットフリップ合戦を展開したりと真っ向から張り合っていき、チーム200kgの合体技・200kgプレスを水波と協力してデッドリードライブで次々と放り捨てるなど豪快なパワーファイトを見せる。
 くるみは橋本に人でなしドライバーを決めてからダイビングボディプレスを発射も、橋本がこれを回避したため自爆。その隙を見逃さなかったチーム200kgが「いただきま〜す!」の掛け声からダブルのチョークスラムで叩きつけ、最後は200kgプレスでくるみを沈めた。

 試合後、くるみは「1年ちょっと欠場していて、やっぱりなんか久々だったんで、身体が付いていかなかったんですけど、でもデカい3人と試合ができてもうホントに心の底から楽しかったです。普段、試合すると自分より大きい選手とかと試合することが少なくて、あんなにぶっ倒されるし、持ち上げられるしでスゴかったんですけど、でもそれもある意味楽しかったですね」と無事に復帰戦を終えた安堵で笑顔。

 そして、「怪我したときって本当にネガティブになってしまうんですけど、本当にもう『このまま辞めようかな』って思ってたし、『やることないよな』って思ってたんですけど、欠場中に退団して、ユニットとしてやっていく中で、みんなを見てたら『自分もまだまだやりたいことあるじゃん!』って気持ちになって、まだハードコアやりたいし、もっともっと大きい選手と試合したいし、いつか海外にも行きたいなって思ってるので、まだ当分辞められないですね(笑)」と、ハードコアマッチや他団体のタイトル戦線へ意欲的に絡んでいくビジョンを語った。