11日、神奈川県・横浜武道館にてスターダム『5★STAR GP 2022』が開催され、鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃がアーティスト・オブ・スターダム王座の5度目の防衛に成功した。

 アーティスト・オブ・スターダム王者(※6人タッグ王者)として臨んだ大江戸隊の鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃は、今年5月に当時同王座の最多防衛記録を樹立していた舞華&ひめか&なつぽいを撃破して王座を戴冠。その後も危なげなく防衛を重ね、この日はSTARSのコグマ&葉月&羽南を相手に5度目の防衛戦を行った。

 この試合は、王者組・挑戦者組ともに全員がスターダム生え抜きの選手。他団体からやってきた選手が年々増えていく中でキッドはかねてから生え抜き同士の王座戦を熱望しており、特に羽南には「キッズレスラーからやってきた私たちにしか分からないものがある」と強い共感を示していた。

 試合が始まると、並々ならぬ覚悟を見せる羽南を“FWC”葉月&コグマが徹底サポートするというSTARSの連携が冴え渡り、葉月のトペ・スイシーダにコグマ&羽南がプランチャを合わせるトリプル空中殺法も繰り出した。
 しかし、大江戸隊も固い悪の絆で結ばれたチームであり鹿島&桃が劣勢のキッドを救出する形で盛り返していき中盤意向はすっかり大江戸隊のペースへと持ち込んでいく。
 終盤にはキッドと羽南の一騎打ちの様相を呈し、羽南はキッドのムーンサルト・プレスや黒虎脚殺を耐え抜くガッツを見せ丸め込みであわやの場面も作り出すものの、大江戸隊3人での合体フェイスバスターからキッドの奥の手であるスター・スープレックス・ホールドを被弾して3カウントを聞いた。

 マイクを取ったキッドは「あー!ずっと、やりたかった。史上初としてやりたかった、生え抜き同士によるアーティストの防衛戦!大江戸隊の連携力が、圧倒的に勝ってV4!」と万感の想いを込めて叫ぶ。そして、次の防衛戦には全員がスターダム生え抜き選手で構成されるQueens Questを挑戦者に迎え、2回連続の生え抜きのみでのアーティスト戦を熱望した。
 国内の有力女子選手たちが続々と集まってきて隆盛を極めるスターダムに於いて、生え抜き選手の意地をどのような形で見せてくれるのかに期待が集まる。