名古屋を拠点にする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、東京女子プロレスでプロレスラーとしても活躍する荒井優希が11月13日、京都KBSホールで開催された『TJPW CITY CIRCUIT AUTUMN〜荒井優希地元凱旋興行』で激勝した。

 1年ぶりにプロレスラーとして地元に戻ってきた荒井は、同じ京都出身の赤井沙希(DDT)との“令和のAA砲”で保持するプリンセスタッグ王者として凱旋。メインイベントで赤井と組み、渡辺未詩、原宿ぽむ組と対戦した。

 AA砲は渡辺にダブルのビッグブーツを見舞うなど好連係を披露。荒井は渡辺の開花式ジャイアントスイングでぶん回され、原宿のスネ蹴り、エプロンでの「ぽむ・ど・じゃすてぃす」を食って劣勢に回る場面もあったが、赤井が救出。荒井が原宿をサソリ固めで絞め上げるも、渡辺がカット。AA砲は渡辺にダブルのフェースバスター、ダブル新人賞を繰り出して場外に排除。チャンスと見た荒井は原宿にフルネルソンバスターからFinally(カカト落とし)を決め3カウントを奪い、王者組の風格を見せつけた。

 ここで、この日の第3試合で東洋盟友(とうようメイト=上福ゆき&桐生真弥)を破った愛野ユキとらくが登場。らくが「私はベルトに何度も挑戦してきたけど、1度も手にしたことがありません。だから、そのベルトがどんどん遠い存在に感じてきました。最近ユキさんと組むことが多くて、勝利も確実につかんでいて。今日覚悟が決まりました」、愛野は「らくの頑張る姿や言葉は、私の背中を押してくれて。らくと一緒だったら、強さもあって華やかな赤井さんにも優希ちゃんにも勝てると信じてます」とアピール。さらに、らくは「私たちもそのベルトを持って輝きたい。そのベルトにきれいな車窓を見せてあげたい」と挑戦表明。

 赤井が「優希ちゃん、どうする?」と尋ねると、荒井は指でOKサイン。赤井は「リーダーがOKということなんで、挑戦させてあげるわ。次の後楽園が11月27日。そこでこのベルトをかけて試合しましょう」と受諾。大会終了後、同団体から11・27後楽園での王座戦決定が発表された。

 愛野とらくが退場すると、荒井は「1年ぶりの京都大会で、ベルトを持って赤井さんと一緒に帰ってこれてうれしいです。勝つことができました! (チケットが)完売ということでたくさんの方が来てくださって、ありがとうございます」とマイク。赤井から「また来年も、チャンピオン同士で凱旋できたらいいね」と振られると、荒井は「また帰ってきたいです。前回の京都より今回、今回より次ということで、もっと成長していきたい」と締めくくった。

 バックステージで次期防衛戦について、赤井は「愛野ユキ選手は割と真っすぐぶつかってくるタイプなので、そういう選手は好きなんですけど。らく選手の寝るヤツ(おやすみエクスプレス)、 あれはちょっと苦手意識があるので、優希ちゃんに任せようかなと」、荒井は「私も得意ではないです。後輩としてどうにかしたいと思います」と話した。

 一方、挑戦が決まったらくは「ユキさんはベルト巻いたことあるし、隣にいてメチャクチャ強いっていうのも知ってて。でも、その強いユキさんに頼って、甘えてベルトに挑戦しようとは思ってない。2人で同じくらい力を合わせて挑戦したい」、愛野は「らくからその気持ちを聞いて、その欲ってすごくうれしい。いつも秘めてるものを伝えてくれたことがうれしい。赤井さんにも優希ちゃんにも私たちだったら勝てるって思ってます。タッグベルトは特別なものなので、それにらくと一緒に挑みたいと思いました」と意欲を見せた。