12日、東京都・品川インターシティホールにて、スターダム『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 8』が開催され、レディ・C&HANAKOがNEW BLOODタッグ王座の奪取に失敗した。

 スターダムでは、レディ・Cが177cmで“現役女子プロレスラー最高身長”として2020年にデビューして話題を集めたが、今年3月には学生プロレス出身の大型新人・HANAKOが181cmと最高身長を更新して華々しくデビュー。
 今回は、レディ&HANAKOの最高身長ツートップが強力タッグを結成し、スターライト・キッド&KARMAが持つNEW BLOODタッグ王座に挑んだ。

 試合は、レディ&HANAKOのダブルビッグブートによる奇襲に始まり、小柄なキッドを2人でリフトアップして場外に投げ落とすといった豪快な合体技や、レディのコブラツイスト&HANAKOのアルゼンチン・バックブリーカーの競演を見せる。
 しかし、キッドが2人の攻撃を同士討ちさせてルチャ殺法で場外に放り捨てると、KARMAが場外へのプランチャで追撃。これで完全に流れが変わってしまうも、HANAKOは引退するひめかから継承したJPコースターを炸裂させて食い下がる。さらにHANAKOが追撃を狙うも、キッドがモモ☆ラッチで切り返して3カウントを奪った。

 バックステージに戻ったレディは、「NEW BLOODタッグ、そしてHANAKOの初タイトル挑戦、敗れてしまいました。ホントごめん。私がもっと引っ張ってればとか、もっともっとHANAKOのことアシストしてあげれば獲れたんじゃないかって、悔しい気持ち。HANAKOにも悔しい気持ちにさせて本当にごめん」とうなだれるも、「でも、私たちにはまだ出してない技たくさんあったよね?あの技も、あの技も出しきれなかった。もっともっと一緒にタッグの力を高めていって、私たち2人であのNEW BLOODタッグ獲って、あのベルトの意味を、価値を、正しく作り直したいと思います!」と前を向く。
 対するHANAKOも、「初タイトル、まだ経験も浅くて、初めて出したJPコースターのレベルもまだまだだったなって、思います。でも、そんなのは言い訳にしかならないので、もっと練習して、もっと経験積んで、またレディさんとあのベルトをもう1回挑戦して、リベンジしたいと思います」と次を見据えた。