アイティフォーは7月9日、同社のパッケージシステム「就学援助システム」の標準機能を活用して、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた子育て世帯への臨時給付金の迅速な対応を実現した埼玉県戸田市の事例を発表した。

 戸田市では、市独自の対策として市内の一人親世帯、生活困窮世帯、約1260世帯に対して一律3万円の子育て支援臨時給付金を支給することを決定した。そこで、就学援助システムの標準機能である補助金名目の費目に、新たに子育て支援臨時給付金を追加し、一括支給機能で対象者を抽出。今回は、児童・生徒ごとではなく世帯ごとへの支給であったため、一部Excelファイルで世帯の名寄せ作業を実施し、最終的には振込処理機能で対象世帯に3万円を支給した。
 パッケージ機能をそのまま活用して対応したため、システム改修をすることなく対象者に1カ月以内で支給を完了することができ、市民サービスの強化を図った。また、手作業ではなくシステムの活用により入力・計算ミスなどの人為ミスを回避できたほか、作業時間も短縮している。
 就学援助システムは、小学校・中学校の児童・生徒の就学援助費の申請受付、審査・認定から、費目ごとの援助費の支給や振込データの作成、さらには就学援助制度に関連する各種管理業務など、さまざまなケースを想定して設計された網羅性の高いパッケージシステム。就学援助・特殊教育奨励のほか、要保護・準要保護のそれぞれを管理することが可能で、各計算式により認定・非認定を自動判定する。また、多数の帳票を標準で用意している。