東京大学大学院工学系研究科機械専攻 IoTメディアラボラトリーは8月6日、横須賀リサーチパーク(YRP)研究開発推進協会WSN協議会と協力して実施するIoT無線通信技術の実証実験について説明会を開催した。

 IoT無線通信技術の一つ、省電力広域センサーネットワーク(LPWA=Low Power Wide Area)について、東京大学本郷キャンパス内に「本郷テストベッド」を構築、実証実験を行う。テストベッドは事業者に無償で提供し未知の部分が多いLPWAについて産学連携による研究テーマの発掘を目指す。
 現在、YRP研究開発推進協会WSN協議会が横須賀に構築し運営している「横須賀ハイブリッドLPWAテストベッド」と協力。市街地、本郷エリアの両地域での実験結果をもとにLPWAの検証を進める。特に本郷テストベッドでは、LPWAでセンサーを大量に同時使用した場合の干渉や混信などについて各種測定環境を用意。市街地・ビル街での通信実験を通じて検証する。
 東京大学大学院工学系研究科機械専攻 IoTメディアラボラトリーの西和彦 ディレクターは「通信が必須なIoTでは、他社と強調しながらつながるということが重要。IoTメディアラボがハブとなってLPWAの普及に貢献したい」と話した。(BCN・道越一郎)