オービックビジネスコンサルタント(OBC)は5月12日、奉行シリーズのDaaS環境(Desktop-as-a-Service:デスクトップの仮想化)での動作検証を完了し、DaaS環境への対応を発表した。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、テレワークなどのIT環境が浸透してきているが、リモート環境から機密性の高い情報を扱う場合や、基幹システムのアクセスにセキュリティ上の不安やPC環境の性能面の課題があり、テレワークの障壁となっている実態が多くある。
 DaaSは、仮想デスクトップを提供するクラウドサービスで、高いセキュリティと運用性を兼ね備えた特徴をもっており、この環境下で注目が集まっているサービス。DaaSは、特定のソフトウェアを端末にインストールすることなく、ネットワークを通じて利用することが可能。クラウド上にあるデスクトップ環境を呼び出して利用するため、リモートPCはディスプレイとキーボードなど必要最低限の機能があれば良く、高スペックのPCを用意する必要はない。
 また、データは全てクラウド上に存在しており、PCなどの端末にデータや情報を残さないため、セキュリティや情報漏えいの防止に効果的な仕組みとなっている。運用面では、各デスクトップがクラウド上で管理できるようサービスが設計されており、社員一人ひとりの使用状況の確認や、適切なリソースの調整が可能となる。
 OBCでは、奉行シリーズをDaaS環境下で利用できるように動作検証を実施し、中堅・中小企業のDaaS環境での運用をサポートする。今後、こうしたテレワークなどの環境面の対応を積極的に推進するとともに、企業の運用環境を安心・安全に提供できるように活動していく。
 今回、DaaS環境での動作検証を実施した製品は、「奉行クラウド」「奉行クラウドEdge」「奉行V ERP11」「奉行V ERP10」「奉行i 11」シリーズ、「奉行i 10」シリーズ。動作確認環境は、Microsoft Windows Virtual Desktop、Amazon Web Services(AWS)、Amazon WorkSpacesとなる。