三井情報は、コミュニケーションプラットフォーム「MEDACA(メダカ)」シリーズに不正ログイン防止を強化する「MEDACA認証ソリューション」を追加し、9月に提供を開始する。

 MEDACA認証ソリューションは、米Oktaのアイデンティティ管理サービス「Okta Identity Cloud」と米Dashlaneのパスワード管理サービス「Dashlane」を組み合わせて、クラウドやオンプレミス環境でアプリケーションを利用する際のユーザー認証を強化するもの。
 働き方改革の推進やコロナ禍でテレワークの導入が進み、官公庁、地方公共団体、企業ではクラウドサービスの利活用が加速している。これに伴い、社外ネットワークから企業などが保有するデータへ直接アクセスする機会が急増。従来の境界型防御では企業や組織が保有する重要データを適切に保護することが困難になり、全てを疑って検証し続ける「ゼロトラスト」の概念に基づいたセキュリティ対策の重要性が高まっている。
 こうした状況を受け、三井情報ではテレワークに欠かせないゼロトラストを実現するために、今回の認証ソリューションをMEDACAシリーズに追加した。同ソリューションでは、ゼロトラストに対して個人を正しく判別する「アイデンティティ・セキュリティ」を提供し、クラウド、オンプレミス、SAML非対応のアプリケーション利用時のユーザー認証を強固にすることで、不正ログインによる機密情報などの漏えい防止が期待できる。
 具体的には、Okta Identity CloudはSAMLに対応するクラウドへSSO(シングルサインオン)でログインする。MFA(多要素認証)によって、なりすましを防止する。また、DashlaneはSAML非対応のクラウドや非自社管理サービスへのログインのためのパスワードを管理し、パスワードの使い回し防止や複雑なパスワードの自動生成、ダークウェブへの漏えい監視機能を提供する。Okta Identity CloudとDashlaneを組み合わせることでログインを厳重に管理し、各種サイトへの不正ログインを防止する。
 税別価格は、年間300万円/100IDからとなる。