2020年に実用化予定の次世代モバイル高速通信「5G」をはじめ、人々の購買行動や意識を変える新しい技術や製品は、着々と開発が進められている。6月28日に開催したBCN初の予測セミナー「大胆予測! 2020年のデジタル家電市場」を受けて、各業界に精通した3名に、現状分析を含め、今後の展望と予測を聞いた。

(1)新築マンション市場は縮小均衡へ
 土地と建物原価上昇が高く、新築マンションを建設しても売りづらいため、新規売り出し数は縮小均衡となる。

(2)築古建替プロジェクトが本格化
 築40〜50年を迎える老朽マンションが激増、容積率の緩和特例を使ったマンション建替事例が増え始める。

(3)一方でリノベ再販も活発化
 中古マンションを買い取り、リノベーションして再販する動きが激増すると予想。一棟すべてではない場合、部屋だけキレイに仕上げても、躯体や配管が寿命を迎えている場合もあるので注意。

(4)人口減少社会の住宅地変化
 本格的な人口減少社会を迎え、住宅地の優勝劣敗がより鮮明に。優勝劣敗の流れは、人気があり、入居希望者が継続的に来るマンション、人気がなく、空き室が埋まらないまま、歯抜けになっていくマンションと、マンション単位でも出てくる。キーはマンションの適正管理と情報公開。

マンションブロガー・のらえもん
 震災後の湾岸タワーへの風評被害をきっかけとして、湾岸地区を中心とした不動産総合ブログ「マンション購入を真剣に考えるブログ」を2012年1月に運営開始。現在の湾岸回帰世論の一助となる。15年、消費者の立場からマンション購入を論じた『本当に役立つマンション購入術』(廣済堂新書)を刊行。17年3月、消費者のための住宅購入応援活動「住まいスタジアム」のプロデュースを開始。