2008年にソニーで生産を終了したオーディオ機器の「aiwa」ブランドが、4K対応テレビやCDコンポなどのオーディオ製品で、ほぼ10年ぶりに復活する。

 「aiwa」ブランドの新製品は、ソニーから同ブランドの使用権を譲り受けたオーディオ機器のEMS(製造受託サービス)の十和田オーディオが設立した新会社「アイワ」が家電卸の角田無線電機と販売代理店契約を結び、全国の家電量販店や総合スーパーで販売する。

 アイワは1951年に創業。「aiwa」ブランドは、80〜90年代にヘッドホンステレオやラジオ付きカセットレコーダー(ラジカセ)をはじめ、手ごろな価格で若者に人気のオーディオブランドだった。スピーカーとチューナー部が独立したミニコンポなどもヒットした。

 69年にソニーと資本提携。02年に吸収合併され、ソニーの完全子会社となった。同時に「aiwa」ブランドは、ソニーのオーディオ製品のサブブランドとして再出発を試みたが、採算が合わず、08年にブランド終了を発表した。

 角田無線電機の担当者は、商談会を開催し、水面下で「aiwa」ブランド製品の販売に向けて動いていた。4Kテレビなどの新製品の詳細情報は、正式発表後、改めて掲載する。(BCN・細田 立圭志)