日本電機工業会(JEMA)が1月27日に発表した2019年12月度の白物家電の国内出荷金額は2197億円(前年同月比93.3%)となり、消費税10%が導入された10月以降3カ月連続でマイナスになった。暦年(1〜12月)は2兆5108億円(102.7%)となり4年連続のプラスで1997年以降で最も高い出荷金額だった。

 主要白物家電の商品別の台数ベースでは、エアコンの12月度が58万5000台(93.3%)で3カ月連続のマイナス。19年計では918万3000台(101.7%)で4年連続のプラスとなり、記録がある72年以降、最高の出荷台数となった。夏の天候不順の影響はあったが、梅雨明けからの猛暑や増税前の駆け込みによる需要増があった。
 冷蔵庫の12月度は29万5000台(95.3%)で4カ月ぶりのマイナス。19年計では395万1000台(10.5%)で4年連続のプラスだった。大容量クラスへのシフトは落ち着きをみせているという。
 洗濯機の12月度は43万7000台(96.5%)となり6カ月ぶりのマイナス。19年計では485万4000台(104.5%)となり4年連続のプラスだった。まとめ洗いや大物洗いへのニーズが高まり、大容量へシフトしている。
 掃除機の12月度は48万8000台(73.7%)で3カ月連続のマイナスだった。19年計では438万台(88.5%)で6年連続のマイナスだった。キャニスター型の構成比が初めて5割を割り込む一方で、たて型の構成比が伸びている。
 炊飯器の12月度は59万5000台(88.8%)となり2カ月連続のマイナスだった。19年計では555万4000台(101.8%)となり4年ぶりのプラスとなった。高機能製品の市場トレンドは継続しているという。