北海道大学発のベンチャーである、ティ・アイ・エル(TIL)、AWL、調和技研の3社は、リテール向け新型コロナウイルス対策ソリューションの共同開発に着手した。

 同ソリューションでは、カメラ映像分析と音声分析によって、マスクや消毒液などの品薄による来店客からの理不尽な要求やクレームから従業員を守る「カスタマーハラスメント(カスハラ)対策」を行い、トラブルを検知した際、速やかに従業員、店長、本社などにアラートを通知し、悪質な場合、警察を呼ぶなどの対応を支援する。
 レジ付近で一定以上の混雑や来店客同士のトラブルなどを検知した場合や、従業員通用口での体温測定によって発熱の疑いがある人を検知した場合、マスクをしていない来店客、来店客同士が一定基準以上に接近している状態が続いた場合、店員と来店客同士の接触が一定回数を超えた場合、店舗の広さと来店客数、滞在時間から測定した店内の人口密度が一定基準を超えた場合、従業員や来店客がアルコール消毒を行っていなかった場合にも、同様に従業員、店長、本社などにアラートを通知できる。
 そのほか、画像認識、音声認識などを活用した対策ソリューションの、短期間での店舗への導入を可能にするべく開発を進めていく。