これまで「○%還元」などのお得なキャンペーンを多数展開してきたスマートフォン決済サービス「PayPay」が、現在注力しているのが“地域限定”のキャンペーンだ。外出自粛による経済の停滞を解消すべく、全国の地方自治体と組み、街のお店でお得になる施策を打ち出している。実施中、もしくは開催予定のものをまとめた。

 実施している地域が多いのが静岡県。掛川市では6月8日から対象店舗で「PayPayピックアップ」を利用すると10%を還元するキャンペーンを実施している。もともとは7月7日までとしていたが、好評につき期間を8月16日まで延長。付与上限は1000円相当/回、5000円相当/期間。
 同じく浜松市は7月1日に地域限定キャンペーンをスタート。こちらは対象店舗でPayPayを利用すると30%を還元するというもの。付与上限は1000円相当/回、5000円相当/期間。期間は7月31日まで。静岡県では、8月1日に藤枝市で最大10%が戻ってくるキャンペーンの開催も決定している。
 宿泊施設に絞ったキャンペーンを展開しているのが大阪府だ。「大阪の人・関西の人いらっしゃい!キャンペーン」と称し、近畿2府4県から大阪府に宿泊する消費者に対して、1泊あたり7000円以上の決済で2500円相当をプレゼントしている。期間は7月31日まで。
 愛知県西尾市は対象店舗でPayPayを利用すると20%を還元するキャンペーンを展開中。付与上限は2000円相当/回、5000円相当/期間。1回あたりの上限が少し高めなので、高額の買い物ならよりお得になる。期間は7月31日まで。
 同じく20%還元を実施しているのが埼玉県秩父市。こちらは西尾市より期間中の付与上限を高く設定しており、付与上限は2000円相当/回、1万円相当/期間とかなりお得だ。近隣に住んでいる人なら買い物に対象店舗まで足を伸ばす価値がある。期間は7月31日まで。
 8月以降はさらにコラボレーションは広がる予定。現時点で佐賀県唐津市、広島県府中市、岡山県岡山市、長野県上田市、兵庫県加西市、静岡県藤枝市、千葉県市川市、埼玉県ふじみ野市、群馬県富岡市、岩手県花巻市、北海道厚真町が詳細を発表している。
 決済すると還元、というタイプのキャンペーンが主流だが、9月1日にスタートする「マイナポイント事業」との紐づけによって有効になるものがあるので、利用時にはホームページで条件や対象店舗を調べることを勧めたい。地域経済活性化の目的もあるので、ぜひ積極的に使っていこう。(BCN・大蔵大輔)