全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、7月の完全ワイヤレスイヤホンの販売台数は131.9%。ノイズキャンセリング機能搭載モデルのリリースが各社から相次いでおり、安定して2ケタ成長を続けている。

 メーカー別の販売台数前年比をみると、AirPodsで市場をリードするアップルは131.8%と市場平均とほぼ同じ伸び。成長著しいのは3番手のJVCケンウッド。459.5%という高い数値を叩き出している。
 週次の販売台数シェア推移をみると、8月に入ってアップルのシェアが低下。7月6日週は50%に迫る勢いだったが、8月24日週は35%前後まで落ち込んでいる。それを受けて、2番手のソニーは15.0%まで上昇。3番手グループではまだ膠着状態が続いている。
 シリーズ別の販売台数シェアランキングでは「AirPods Pro」が23.8%で首位。前月からは4.2ポイント減となった。今後、注目したいのはボーズが10月に発売する2種類(ノイキャン搭載機とスポーツ向けモデル)の完全ワイヤレスイヤホンだ。AirPods対抗馬の一角として期待したい。(BCN・大蔵 大輔)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。