全国の家電量販店やECショップのPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、SIMフリーAndroidスマホ市場でOPPOが2020年7月〜10月の4カ月連続で販売台数シェアNo.1を獲得した。

 OPPOは18年2月に国内のスマホ市場に参入し、SIMフリースマホ市場を中心に急速に販売を伸ばし続けてきた。2年以上が経過した現在も成長速度は落ちず、20年10月の販売台数前年同月比においても220.5%という市場平均を大きく上回るスコアを記録している。
 20年1月からのシェア推移を振り返ると、上半期はファーウェイに押され、2位をシャープと競る展開が続いたが、7月を境に一気に突き抜ける。右肩上がりにシェア伸ばし、10月は29.8%と市場参入以来の最高シェアを獲得した。
 同社の飛躍を支えているのは「性能・機能」と「価格」のバランスのよさだ。昨年発売した「OPPO Reno A」や「OPPO A5 2020」はミドルクラスの価格で、おサイフケータイや大容量バッテリ、高機能カメラなどハイエンドクラスにも劣らない機能を実装。「スマホの高価格化」という潮流の中にあって、ユーザーの期待に応えてきた。
 首位快走の原動力となっているのもやはり端末への支持だ。10月のシリーズ別販売台数ランキングでは、7月に発売された「OPPO Reno3 A」が首位を獲得。4800万画素の超広角を含む4眼カメラに、防水性能、おサイフケータイを備える同端末は、現行のトレンドを漏れなく搭載することで人気を博している。
 年末商戦に向けての期待感も高い。7月から念願のキャリア向けに5Gスマホの展開を開始。これまでよりさらに広いユーザーが同社の端末を手に取ることができるようになってきた。また、11日に発表された「OPPO A73」は有機ELディスプレイ・4眼レンズ・レザー調の背面に採用した薄型軽量ボディを特徴とするミドルクラス機で、これまた売れ筋になりそうだ。(BCN・大蔵大輔)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。