全国の家電量販店やECショップのPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、10月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数は前年同月比128.9%と好調だった。増税後の反動や新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で市場は低迷していたが、2019年9月以来に前年を上回った。

 特に好調だったのが、販売台数が前年同月比154.8%と市場の平均以上の伸びをみせたソニー。また、上位3社と差はあるものの、富士フイルムも223.5%と存在感を示している。一方、ソニーとトップシェアを争うキヤノンは前年同月比81.5%と回復の波にいま一つ乗り切れていない。
 ただ、シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、キヤノンの「EOS Kiss M」がソニーの「α6400」から首位を奪還。ソニーの「α6400」とオリンパスの「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III」を抑えたEOS Kiss Mは、11月下旬に後継機の「EOS Kiss M2」が登場する予定で、今後のシェア争いに大きな影響を与えることになりそうだ。(BCN・大蔵 大輔)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。