冬場はウイルスの活動が活発になったり、寒さで換気がしづらかったりする。そんなときに役立つのが空気清浄機。空気清浄機は春先など花粉の季節に使うイメージがあるものの、実は冬にも効果的だ。ウイルス対策のために換気を意識する生活になったが、冬に窓を開けっ放しにはできないのでオフィスに空気清浄機を設置したいと思い始めた。
 筆者は空気清浄機を使ったことがなかったので調べてみたところ、12月9日時点で3000か所以上の医療施設で導入されている「Airdog(エアドッグ)」の存在を知った。換気していない時間にエアドッグを使えば安心して生活できると思い、実際に使ってみた。その特徴と魅力を紹介しよう。

●支持される秘密は米国特許取得の「TPAフィルター」


 エアドッグは、米国特許取得の「TPAフィルター」を搭載しているのが大きな特徴。42畳のスペースを30分できれいにできる。フィルター交換も不要で、余計な手間がかからないのも魅力だ。実際に使ってみると比較的大きく感じたが、インテリアの邪魔をしないすっきりしたデザインで部屋に馴染みやすい。使うための準備も簡単で、背面カバーを外して、集塵フィルターを取り付ければすぐに使える。電源コードは短めなので、筆者の環境では延長コードが必要だった。

●仕事中も稼働音が気にならない


 エアドッグは、扇風機のように中でファンが回り、上から風を出して空気を循環させている。風量は「弱」「中」「強」「最強」モードのほか、オートモードやスリープモードが選べる。弱モードや中モードは静かで風量も弱めだが、強・最強モードはモーター音が大きくなり、風量もやや強めになる。日中は弱モードや中モードにして過ごしていたが、かなり静かで冷蔵庫の運転音のほうが大きく感じるほどだった。寝室で使う際には、本体から発するライトをオフにできるスリープモードにするとよいだろう。

●色と数値で空気の汚れ具合を確認できる


 エアドッグに搭載されたTPAフィルターは、目詰まりが起きにくく、長期間性能を維持しやすい。オゾン除去フィルター、集塵フィルター、イオン化ワイヤーフレーム、プレフィルターの4層で、花粉やウイルスだけでなく、約0.1μmのインフルエンザウイルスや新型コロナウイルスよりもさらに小さな0.0146μmの微細粒子まで除去できるそうだ。
 空気清浄機を導入しても、本当に空気がきれいになっているのかはなかなか実感しにくい。しかし、エアドッグは本体前面のディスプレイ上で汚れの状態を色と数値で可視化してくれる。
 今回はオフィスで使用したのでわかりやすく空気が汚れることはなかったが、それでも稼働すると数値が下がるのを確認できた。数値が低いほど空気がきれいな状態を表し、ひと目でわかる安心感がうれしい。

●メンテナンスも簡単 乾燥時間に注意


 空気清浄機は定期的な掃除が必要なことも、これまで導入を渋っていた理由の一つだ。しかし、エアドッグは集塵フィルター、プレフィルターなどは2か月に1回、オゾン除去フィルターは半年に1回程度の掃除でOK。
 今回はひと月ほどしか使っていないので、そう汚れていないだろうと思いながらも集塵フィルターを洗うことにした。付属のブラシに中性洗剤を付けて洗うと、まさかの汚れが……。短期間でもきちんと空気をきれいにしていたことがわかって安心できた。
 洗い方も簡単で、丸ごと水洗いできるのがいい。注意したいのが、洗い終えたあとのことだ。1日かけて完全に乾燥させてからしか使用できないので、その間は空気清浄機が使えない。
 インフルエンザウイルスよりもさらに小さな微細粒子まで除去でき、安心感のあるエアドッグ。12万8000円という価格は購入時に少し怯むが、フォルターの買い替えが不要なので、長期的に使うのであれば価格相応の価値が見いだせるだろう。適応床面積は約42畳なので、広めのリビングや人の出入りの激しい部屋で使うと効果的。エアドッグのような空気清浄機はこれからの暮らしに欠かせない家電になりそうだ。(TEKIKAKU・嘉陽桃)