学情は、21年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施し、「入社先企業でのテレワーク」に関して調査を行った。調査期間は11月16日から12月7日。

 入社先の企業で「テレワーク」の制度があったら利用したいかについて聞くと「利用したい」39.3%、「どちらかと言えば利用したい」36.7%で、「テレワーク」の制度を「利用したい」と考えている学生が76.0%にのぼった。
 「テレワーク」の制度を「利用したい」と考えている学生からは、「住む場所の制約がなくなる」「通勤時間が削減できる」など、好意的に受け止める声が挙がる一方、「入社してすぐのテレワークは難しいと思う」などと指摘する声もあった。
 入社先の企業で、「テレワーク」を実施したい頻度は、「週に1〜2回」が最多。次いで回答を集めたのは、「入社後仕事に慣れてから実施したい」で26.2%だった。「毎日」テレワークをしたいという回答は1割にとどまっている。
 「最初は社内で雰囲気になれることや仕事を覚えることを優先したい」「対面のほうが教えてもらえたり、質問・相談をしやすいと思う」「週の大半は出社したほうが、早く会社の雰囲気や仕事に慣れることができると思う」などの声が挙がっており、まずは出社を基本とした働き方で、社内の雰囲気や仕事に慣れたいという意向がうかがえる。
 入社後すぐに「テレワーク」を実施することに不安があるかについて、「不安がある」31.5%、「どちらかと言えば不安がある」39.5%で、71.0%が「入社後すぐに『テレワーク』をすることに『不安がある』」と感じていることがわかった。
 入社後すぐの「テレワーク」で不安を感じる点は、「先輩や上司など社内の人間関係」「仕事の進め方の習得」がともに81.3%で、最多となった。次いで、「仕事で必要なスキルの習得」70.1%、「同期とのつながり」67.0%と続く。「入社してすぐは、テレワークでどれだけ仕事ができるかわからない」「社内で顔を覚えてもらい、人間関係を築いたほうが、質問や相談もしやすいと思う」などの声が寄せられた。