MMD研究所は、「ECサイトの配送に関する調査」の結果を2月2日に発表した。調査は1月6〜15日の期間、全国の18〜69歳の男女4373人に対して予備調査を、置き配利用経験者336人に対して本調査を実施している。

 18〜69歳の男女4373人に対して、ECサイト(フリマアプリを含む)で注文した荷物の受け取り方法としての「置き配」の認知について尋ねたところ、「知っている」「名前だけ聞いたことがある」を合わせた認知が85.6%、「知らない」が14.4%だった。
 認知度を年齢別でみると、50代が90.4%で最も多く、60代が89.8%、40代が85.4%となっている。一方、「知らない」という回答は、10〜20代が21.2%で最多となり、以下、30代が17.3%、40代が14.6%だった。
 ECサイトの利用経験者3812人に、利用したことがある荷物の受け取り方法を尋ねた質問(複数回答)では、「自宅での対面受け取り」(85.4%)が最も多く、「置き配(玄関や自転車かごの中)」(30.8%)、「コンビニなど店舗での受け取り」(28.7%)が続いている。
 ECサイトの配送について、最も重視することを尋ねたところ、「送料無料」(45.7%)が最多で、「日時指定できること」(14.3%)、「安心でき、安全性が高いこと」(13.1%)が続いた。
 ECサイトでの荷物の受け取り方法において、自宅での対面受け取りを経験したことがある3256人に、再配達の頻度を尋ねた質問では、「ほぼ毎回再配達になる」が5.7%、「半分ほど再配達になる」が14.5%、「再配達にたまになる」が66.5%と、「再配達になる」が86.7%に達している。
 再配達にならないために対策していることとして(複数回答)、「日時指定する」(68.6%)、「家族に受け取ってもらう」(41.5%)、「事業者が提供するコミュニケーションツールを利用して受け取り方法や日時を変更する」(33.7%)といった回答が上位を占めた。
 置き配を利用した経験がある336人に、置き配を利用したことがあるECサイトを尋ねたところ(複数回答)、「Amazon」(86.9%)が最も多く、「楽天市場」(35.4%)、「Yahoo!ショッピング」(19.6%)が続いている。
 置き配利用経験者のうち、一戸建て居住者192人に対して、指定したことのある置き配の場所を尋ねた質問(複数回答)では、「玄関前」(87.5%)、「自転車かご」(10.9%)、「物置」(10.4%)となった。
 置き配利用経験者のうち、マンション・アパート居住者141人に対して、指定したことのある置き配の場所を尋ねたところ(複数回答)、「玄関前」(77.3%)が最多で、「ガスメーターボックス」(19.9%)、「建物内受付・管理人預け」(14.9%)が続いている。
 置き配利用経験者に、置き配に対して感じるメリットを尋ねた質問(複数回答)では、「再配達を防げる」(75.6%)が最も多く、以下「時間に縛られずに済む」(62.8%)、「印鑑・サインが不要になる」(52.7%)が上位を占めた。
 置き配利用経験者に、置き配のデメリットを尋ねたところ(複数回答)、「盗難・破損の心配がある」(68.2%)、「荷物の水濡れ・汚れ」(35.1%)、「不在にしていることを知られること」(31.0%)が上位となっている。
 置き配利用経験者に、置き配の満足度を尋ねた質問では、「満足」「やや満足」を合わせた71.8%が満足していると回答した。一方、「不満」「やや不満」を合わせた回答は6.6%にとどまっている。
 置き配利用経験者に、今後さらに置き配が普及してほしいかを尋ねたところ、「とてもそう思う」「ややそう思う」を合わせた普及に肯定的な回答は85.4%に達した。