ネット通販「ecカレント」などを展開するストリームはこのほど、2021年1月期の連結決算を発表した。新型コロナによる巣ごもりやリモートワークの需要増大によって、売上高が280億7600万円(前期比19.9%増)と増収、営業利益が6億6100万円(同308.0%増)、経常利益が6億3900万円(同345.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が5億7000万円(同703.4%増)と大幅な増益となった。

 同社が出店する「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」「Amazonマーケットプレイス」など外部サイトの売上高は、リモートワークに必要なPC、タブレット端末やプリンタなどIT商品や無線LANルータ、マウス、キーボードなどの周辺機器で前年を大きく伸長。また、空気清浄器や掃除機、洗濯機、調理家電などの白物家電も好調に推移した。
 自社ECサイトのecカレントでは、ウェブ接客ツールのチャット機能の活用によって、設置サービスが必要な冷蔵庫、洗濯機などの大型の白物家電の売り上げが好調に推移した。さらに、20年3月に「楽天市場」、7月に「Yahoo!ショッピング」の出店する外部サイトでも、大型家電の配送設置サービスを展開したことが奏功し、好調に推移した。
 5月に本格稼働した家電レンタルサイト「レントコ」では、ワンコイン(500円)キャンペーンの実施やスマホ向けアプリの提供などで事業を強化した。
 各商品カテゴリにおける前期比では、家電が42.4%増、PCが39.0%増、周辺機器・デジタルカメラが0.5%減となった。利益面では、サイトや商品ごとのきめ細かい価格の見直しで粗利率を改善したほか、固定費の削減によって営業利益を前期から大きく改善した。
 これらの結果、主力のインターネット通販事業では、売上高が262億600万円(25.4%増)、営業利益が9億5100万円(360.5%増)となった。