今年3月に順次始まった、大手キャリアのオンライン専用料金プラン・ブランド「ahamo」「povo」「LINEMO」の先行エントリーキャンペーンの申込期限はいずれも2021年5月31日。オンライン手続きは、インターネット上で原則24時間いつでも可能だが、予期せぬトラブルが発生する可能性もあるので、リアルの手続き同様、期限前に余裕をもって申し込んだ方が無難だ。

 NTTドコモが実施する「ahamo先行エントリーキャンペーン」は当初、dポイント(期間・用途限定)で3000ポイント進呈だったが、4月15日以降の申込は6000ポイント進呈にポイント数が引き上げられた。
 新たに番号を発行する新規契約、他社からのMNPの場合、契約月の月額料金は日割だが、ドコモ契約者がahamoに変更する場合、その回線の変更月の月額料金は、乗り換え前の料金プラン・ahamoのどちらか高い方、通話料は変更前・変更後それぞれの契約プラン/オプションサービスの料金が請求される。つまり、最安料金がahamoの月額料金2970円を下回る「ギガライト」「5Gギガライト」などから変更するなら、ahamoプランの適用日数が増える月初がおすすめだ。
 KDDIが実施する「povo先行エントリーキャンペーン」の特典は、有効期限のない「au PAY残高」3000円相当プレゼント(1人1回限り)。ドコモと異なり、auからpovoに変更した場合、月額料金はau、povoともに日割りとなり、「povoはオンライン専用料金プラン」という位置づけに納得できる扱いだ。また、移行した月のデータ容量は、変更前後の二つのプランを比較して大きい方を適用し、変更前後で消費したデータ容量の合計をまとめてカウントする。
 LINEMOは、ソフトバンク回線(4G/5G)を利用した、LINEのトークや通話が使い放題できる「LINEギガフリー」のオンライン専用ブランド。ソフトバンク、ワイモバイルからLINEMOに変更する場合、MNP予約番号を発行する必要ないが、ソフトバンク、ワイモバイルが販売した端末であっても、SIMロックがかかった端末は事前にSIMロックの解除が必要。原則ドコモ端末がそのまま使えるahamo、au端末がそのまま使えるpovoにはない、LINEMOのみの注意事項として覚えておこう。
 LINEMO先行エントリーキャンペーンの特典は、有効期限のない「PayPayボーナス」3000円相当プレゼントで、povoと、月額料金(2728円)・先行エントリー特典(3000円相当)と同額。同じく契約初月の月額料金は日割りとなる。
 ahamo・povo・LINEMOの先行エントリー特典は、実質的に「初月無料」相当であり、飛び抜けてお得というわけではない。しかも、6月以降はこの先行エントリー特典さえなくなる。低料金プランではなく、オンライン上で契約が完結する、面倒な対面手続き不要の新スタイルプランと捉えると検討しやすいだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)