フードシェアリングサービス「TABETE」を運営するコークッキング、東松山市、東武鉄道、JA埼玉中央、大東文化大学は、埼玉県東松山市周辺の直売所で余った野菜を東武東上線で輸送し、東京都心で販売する取り組み「TABETE レスキュー直売所」の本格運用を8月2日にスタートする。

 過去2回の実証実験を踏まえ、コークッキングが農産物を買い取り、東武東上線 森林公園駅から列車に載せて池袋駅に輸送し、夕方の帰宅ラッシュ時間帯に特別価格で販売し、食品ロス削減を目指す。販売場所は東武東上線 池袋駅南口改札 券売機前。販売日は毎週月曜・水曜・金曜の週3回・18時30分〜20時30分だが、電車の運行状況や当日の農産物の食品ロス状況によって中止・変更する可能性がある。
 従来、直売所では、閉店後に売れ残った農産物は農家が引き取るのが通例だった。売れ残った農産物の再販による食品ロス削減に加え、直売所で農産物を販売している農業者の収益向上、旅客輸送に留まらない鉄道輸送サービスの活用方法検討・沿線活性化などを目指す。大東文化大学にとっては、学生に社会課題解決に関する事業に参加する場を提供し、教育機会の創出のメリットもある。TABETE レスキュー直売所は持続可能な開発目標(SDGs)を支援する。
 東松山市は、東武東上線で池袋駅まで最短44分の立地ながら、緑豊かな自然が多く、梨や栗をはじめとする果樹・野菜の産地となっている。この取り組みをきっかけに、レジャーにも通勤にも“ちょうどいい”東松山を広く知ってもらいたいとしている。