【2021版ポイ活の基礎 #003】 ポイントのまま運用して保有ポイント数を増やす「ポイント運用」と、ためたポイントで投資信託や株式を購入する「ポイント投資」は、似ているようで異なるサービス。ポイント運用は、IDがあれば誰でも始められる。対して、ポイント投資は本人名義の証券口座を開設する必要があり、実際に投資商品を購入するためリスクがある。今回は、楽天証券×楽天カードに続き、SBI証券×三井住友カードが開始した、投資信託の購入でポイントがたまる「クレカ積立」のメリットと活用法を紹介する。

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●第3回・クレカ積立


 楽天グループの楽天証券で証券口座を開設し、楽天カードのクレジットカード決済によって投資信託を月1回の積立設定で購入すると、月5万円までは、楽天カードを利用した買い物と同様、1%の楽天ポイントが付与される。月額5万円の積立購入なら500ポイントを獲得でき、付与されたポイントは、楽天市場での買い物や、楽天ペイアプリのポイント払いなどに利用できる。
 「クレカ積立」と名付けた三井住友カードとSBI証券の組み合わせでも同様に、投資信託を毎月1回の積立で購入すると、SMBCグループ共通のVポイントが付与される(現在、上乗せのスタートキャンペーン実施中。ポイント付与率はカードの種類によって変わる)。Vポイントは、スマートフォンアプリ「Vポイント」を利用すると、Apple Pay(iD・Visaのタッチ決済)/Google Pay(Visaのタッチ決済)として街の店舗で買い物などに利用可能。貯めたVポイントで投資信託を購入できるポイント投資サービスも2022年春〜夏にスタート予定。
 投資信託の積立購入は長期の資産形成に適しているといわれているが、購入・解約にあたり手数料が発生しないので、基準価額が購入時より下がっていない場合、即座に解約しても損失はない。つまり、クレジットカード決済による毎月5万円の投資信託購入と、保有する投資信託5万円分の解約を繰り返すと、何度も積立額の1%(楽天カードの場合)のポイントをゲットできる。このポイントゲットのハードルの低さがクレカ積立の最大のメリットだ。
 節約・倹約を心がけるとポイントがなかなか貯まらないと悩むなら、買い物をせずに、買い物と同様にポイントを獲得できる、こうしたクレカ積立を始めてみてはどうだろか。まずはクレカ積立から始め、保有するポイントが増えたら、ポイント運用、ポイント投資を始めるステップアップをおすすめしたい。(BCN・嵯峨野 芙美)