学情は12月24日に、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「仕事観(新卒で入社した企業で勤めたい年数・目指したい役職)」に関する調査結果を発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」へアクセスした人に対して、12月6日〜10日の期間に行われ、462名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、新卒で入社した企業で働きたい年数を尋ねたところ、「定年まで働きたい」(38.3%)という回答がもっとも多く、学生からは「長く働くことで経験を積み、会社の役に立ちたい」「新卒で入社した企業で長く働くことで、入社時に育ててくれる企業に貢献することができると思う」「転職が悪いことだとは思わないが、定年まで働きたいと思えるような企業と出会いたいと思う」といった意見が寄せられた。
 一方で、「日本では、まだまだ新卒採用市場ほど、中途採用市場は活発ではないと思う」「2社・3社転職することが当たり前となる気もするが、キャリア採用は狭き門なイメージがある」といった意見も寄せられている。
 社会人として働くなかで、管理職になりたいかを尋ねた質問では、管理職になることを望む回答が50.9%となり、学生の半数は管理職になることを希望していないことが明らかになった。
社会人で目指す役職は「部長」が最多に
 社会人で目指したい役職としては、「部長」(32.3%)が最多で、以下「主任・係長」(26.6%)、「課長」(17.7%)が続いている。目指したい役職に「部長」と答えた人からは、「責任のあるポジションにつきたい」「役職が上がることで、視座が高くなり、自身も成長することができると思う」「マネジメントに興味がある」といった意見が寄せられた。一方、「主任・係長」と答えた人からは、「責任のある立場になると、プレッシャーも多そう」「人に指示を出すというイメージが持てない」「プライベートと両立させて働きたい」といった意見が寄せられている。
 社会人として働くなかで挑戦してみたいことを尋ねたところ(複数回答)、「副業」(60.0%)がもっとも多く、学生からは「1つの会社で働き続けられるとも限らないので、稼ぐ手段は複数持っておきたい」「コロナ禍で収入源は複数あったほうがよいと思った」「収入を得る手段が複数あったほうが、ライフステージの変化に合わせて、希望する働き方を選択できると思う」といった意見が寄せられた。