三菱地所、パルコ、日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞の5社は、愛知県名古屋市中区錦三丁目にて推進する「(仮称)錦三丁目25番街区計画」の新築工事について、6月13日に起工式を行い、7月1日に着工する。

 「(仮称)錦三丁目25番街区計画」は、“名古屋の新たなランドマークとなる国内外の文化・交流価値創造拠点”をコンセプトに、栄エリアの都市機能強化を目指して行われ、2026年3月の竣工、同年夏頃の施設開業を予定している。
 同計画で建築されるシンボルタワーは、上層よりホテル、オフィス、シネコン、商業施設にて構成される。
 ホテルゾーンには、米ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が進出する。31〜41階には計170室の客室(うち29室がスイートルーム)が設置されるほか、31階にはレセプションロビーやオールデイダイニング、32階にはスパ・プールとジム、40階にはルーフトップバーを設ける。また、10階・11階には国際MICEに対応したボールルーム、会議室などを用意する。
 12階には、オフィスへ訪れるすべての人に開放的な空間を提供する、3層吹き抜けのスカイロビーが設けられる。15〜30階にはオフィスを整備し、うち13階・14階にはコワーキング、カンファレンス、ライブラリー、プライベートワーキング機能などを整備することで、企業や学生、市民といった多様な人々のコラボレーションを創出していく。
 5〜9階には、栄エリア初のシネマコンプレックスとして、TOHOシネマズが運営する「TOHOシネマズ」が進出する。
 地下2階〜地上4階には、パルコによる高級感のある新たな商業施設が展開される。
 そのほか、久屋大通、広小路通、錦通、大津通の、四つの大通りに囲まれた立地を活かし、アプローチおよび地下鉄(東山線、名城線)および地下街(クリスタル広場)との接続を行うとともに、建物内には複数のエスカレーター・エレベーターを整備することで、利用者が地下と地上とをバリアフリーで自由に行き来できる歩行空間を実現する。また、低層部4階・5階の屋上には、それぞれ商業施設、シネコンロビーと隣接した広場を設けることによって、ショッピングや映画鑑賞の合間にに久屋大通公園の眺望を楽しみつつ、くつろげる憩い空間整備を行う。