コロワイドが運営する「かっぱ寿司」、くら寿司が運営する「無添くら寿司」は、新規オープンした店舗やリニューアル店舗で、自身のスマートフォン(スマホ)で注文するオーダーシステムを導入している。自宅最寄りのかっぱ寿司が店舗リニューアルを行い、スマホオーダーに新たに対応したため、さっそく試してみたが、従来のタッチパネル操作より便利だった。人気の回転寿司チェーンにおけるスマホオーダーは、まだ従来型携帯電話を使っている層に対し、スマホに買い替えるメリットとしてアピールできるだろう。

 かっぱ寿司は、スマホオーダーについて、公式サイトで「手元のスマホで楽々オーダー スマホで注文」として紹介している。会員登録は不要で、タッチパネル(注文用タブレット端末)の「スマホで注文」ボタンをタッチした後、表示されるコードを手持ちのスマホのカメラアプリで読み取り、ブラウザ上で操作する仕組み。テーブルごとの最大接続可能数は12台。食べ放題には非対応。
 回転寿司の店内飲時のスマホオーダーは、同席したメンバーで注文用タブレットを取り合わずに済むメリットがある。なお、会計はテーブル(注文用タブレット)から操作する。実施店舗拡大中といい、記者が訪問したスマホオーダー導入店舗は、6月24日現在、まだ公式サイトの導入店舗一覧には反映されていない。
 くら寿司は「スマートくらプロジェクト」として「スマホで予約」「セルフ案内」「スマホで注文」を展開。実施店舗では、公式アプリ「くら寿司アプリ」の場合はアプリ内のボタンから、くら寿司アプリを使わない場合は、注文用タブレットに表示されたコードを読み取るとスマホから寿司を注文できるようになる。
 実施店舗は、公式サイトの「店舗検索」の「条件絞り込み」で「スマホで注文」にチェックを入れると探せる。埼玉・千葉・東京・神奈川の1都3県や愛知県、大阪府、兵庫県などではかなり実施店舗は多く、6月16日オープンの「池袋駅西口店」、6月9日オープンの「行橋店」、5月26日オープンの「所沢有楽町店」、いずれも「スマホで注文」対応だ。
 スマホのカメラとブラウザまたはアプリを利用した「スマホで注文」システムは、居酒屋など他のジャンルの飲食店などでも導入されている。個人経営の店舗を含め、外食全般に広がるか注目だ。(BCN・嵯峨野 芙美)