2022年上半期もデジタル家電市場ではいくつもの変化が起きた。スマートフォンでは「iPhone SE(3rd)」を筆頭に新たな機種が発売された。オーディオ機器市場ではソニーが新機軸の製品「LinkBuds」を発売したほか、「オーディオグラス」が盛り上がりを見せた。薄型テレビ市場ではメーカー間のシェア争いが活発になっている。BCNでは、こうした市場の変化について、家電量販店やネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」のデータを基にした分析記事をお届けしている。そこで今回は、この半年で最も多く読まれた5つの記事をピックアップし、上半期のトピックスを振り返る。なお各記事の最後に、分析に使用したオリジナルデータの一部をサンプルとして公開している。必要に応じてご活用いただきたい。

https://www.bcnretail.com/research/detail/20220329_272170.html
 アップルは22年3月18日、第3世代iPhone SEを発売した。新しい「iPhone SE」は発売直後にどれくらい売れたのだろうか。発売から数日間の販売台数を第1世代、第2世代と比較・分析したところ、3世代に共通して土日に販売台数を伸ばす傾向が分かった。
https://www.bcnretail.com/research/detail/20220113_262019.html
 21年12月のデジカメ市場で富士フイルムは19年1月以降で初めてメーカー別販売台数シェア2位に躍り出た。シェアを押し上げたのはデジタルインスタントカメラ、チェキシリーズの最新機種「instax mini Evo」だった。
https://www.bcnretail.com/research/detail/20220124_263008.html
 21年12月5週目(21年12月27日-22年1月2日)のミラーレス一眼市場は、キヤノンがメーカー別販売台数シェア4割を獲得。21年の週次シェアで同社が4割を超えたのはこの週が初めて。主な要因は最大の競合ソニーが部材不足で主力製品の受注を停止したためだ。
https://www.bcnretail.com/research/detail/20220407_274333.html
 薄型テレビは、上位メーカーによる順位争いが激化している。販売台数シェアで長らくトップを堅持してきたシャープ。この地位をTVS REGZAが脅かしているからだ。現在両社は激しいトップシェアの争奪戦を繰り広げている。また、中国勢のハイセンスが躍進。ソニーとパナソニックを抑え3位に浮上してきた。同じく中国勢のTCLもシェアを拡大。現在5位で苦戦するパナソニックのすぐ背後に迫っている。
https://www.bcnretail.com/research/detail/20220609_283471.html
 22年に入り、市場が激しく上下したのがスマートフォン。特にOS別での差が激しかった。iOSがほぼプラスで推移した一方、Androidではマイナスが続き、市場全体のプラス幅を食いつぶしていることが分かった。Android勢の巻き返しが、さらなる市場活性化のカギを握りそうだ。
 この他にも有機ELテレビやホームルーター、オーディオグラスなど、デジタル家電市場の動きに即応した様々な記事を掲載している。ぜひご一読いただきたい。
https://www.bcnretail.com/research/contents_type=90
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。