4K以上の液晶テレビの年間シェア争いで、シャープとTVS REGZAが大接戦を繰り広げている。家電量販店やネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかになった。

 4K以上の液晶テレビのメーカー別販売台数シェアは、11月までの累計でシャープが23.1%を獲得しトップ。しかし、2位のTVS REGZAも23.0%で、わずか0.1ポイント差の横並びだ。年間首位の行方は、12月の年末商戦にかかっている。この市場は過去2年にわたってソニーが年間トップシェア獲得していた。シャープが年間首位を獲得すれば3年ぶり、TVS REGZAなら初の快挙だ。
 1月からの月次動向を見ると、シャープは8月まで8か月連続で1位の座を守っていた。状況が変わったのは9月。TVS REGZAのシェアがジャンプアップし、今年最高の28.9%を記録した。直近11月は19.9%まで沈んだシャープに対し、7.8ポイント差の27.7%を記録するなど、TVS REGZAが3か月連続で首位を維持している。
 この11カ月で最も売れた4K以上の液晶テレビは、TVS REGZAが20年11月に発売した43型の「43C350X」で、シェアは4.27%。2位はシャープが21年6月に発売した42型の「4T-C42DJ1」で、4.26%。機種別でも大激戦だ。両社とも、4Kとしては小型で、発売から1年以上経過して単価がこなれてきたモデルの販売が、シェアを底支えしている。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
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