【いま注目のトレンドワード・307】 戦隊モノの人気は根強く、公式によるパロディも愛されている。5月28日、Twitterでトレンド入りした「ドンフレグランス」もそんなパロディの一つだ。

●「暴太郎戦隊ドンフレグランス」にも映像化の期待が高まる


 2022年度に放送された「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」。2022年2月9日の制作発表会見の際、本家のパロディ戦隊として「ドンブリーズ」と共に登場したのが「ドンフレグランス」だ。「ドンブリーズ」は「ドンブラザーズ」のメンバー5人が演じるのに対し、「ドンフレグランス」は敵対組織「脳人三人衆」が戦隊に扮したもの。
 ソノイは「オリエンタルノート」、ソノニは「フローラルノート」、ソノザは「ウッディーノート」を演じている。「脳人(のうと)」を、フレグランスの種類を意味する「ノート」に引っ掛けているのだろう。2023年1月には脳人三人衆をイメージした香水も発売されており、「ドンフレグランス」でのメンバー名に対応した香りで調香されている。
 「ドンフレグランス」が再び話題になったのは、同じくパロディ戦隊だった「ドンブリーズ」が再び脚光を浴びたため。5月28日、「ドンブラザーズ」のスピンオフ映像として「暴太郎戦隊ドンブラザーズVS暴太郎戦隊ドンブリーズ」が東映特撮ファンクラブにて配信されることが発表されたのだ。
 まさかのパロディ企画の大躍進に、「本編が終わってもスピンオフ発表してくれるのすごい楽しみ!」「ドンフレグランスも映像化してほしい」「いっそ全部の暴太郎戦隊を集めた劇場版できないかな」と期待の声が上がっている。
 「暴太郎戦隊ドンブラザーズVS暴太郎戦隊ドンブリーズ」予告映像には、「ドンブリーズ」とともに脳人ソノイにそっくりなキャラクターMr.アラカルトも登場する。「ドンフレグランス」もとい脳人三人衆のファンにも楽しめる内容が期待できそうだ。(フリーライター・井原亘)
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■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている