コンビニの人気メニューにアレンジを加え、新しい料理を作ってみようというこの企画。今回は、セブン‐イレブンの大人気商品「金のハンバーグ」をセレクトした。どんな味わいと出会えるか、ワクワクしながら早速作っていこう。

●絶叫したくなるクオリテイ、ハンバーグカルボナーラ


 まずチャレンジしたのは、レンジでチンすれば完成するパスタとのコラボ。ミートソースだとハンバーグと味が似ているため、あえてカルボナーラをチョイスした。チンする前にドッキングさせる手もあったが、ここはていねいにハンバーグとカルボナーラを別々に温めた。そして、パスタの上にハンバーグをおもむろにドーン。ハンバーグのソースを半分ほど使用した。
 さて、かなり豪華な見栄えとなったハンバーグカルボナーラをひとくちいただいてみると。「こ、こりゃ激ウマやでー!」。パスタに肉の旨みと歯応えが生まれ、ハンバーグにカルボナーラソースが絡んで、完全な相乗効果が生まれている。さらにパスタだけを食べてみると、濃厚なハンバーグソースの風味が絶妙に宿り、これまた絶品。おそらく、ソースをかけるのを半分でとどめたのが正解かも。店で食べても「ボーノ!」と叫ぶだろう逸品が誕生した。
総評
手軽さ ★★★★☆
一体感 ★★★★★
美味さ ★★★★★
斬新さ ★★★★☆
合計点 18ポイント
 もちろん、大満足の高ポイント。どれだけアレンジがうまくいっても、別々に食べた方がいいものも多い中、こちらは別皿じゃ楽しめない魅力満点。いきなりの高ポイントに気分もアゲアゲだ。

●ハンバーグの新しい食べ方提案、ナン&ハンバーグ


 次にチャレンジしたのは、ナンとのコラボ。インドカレーとの相性はいわずもがなだが、さてハンバーグならばどうだろうか。こちらもハンバーグをチンした後に、ナンを数秒だけ温めると完成。別皿に盛り付けなければいけないのが、洗い物も増えて少々マイナスポイントだが、美味ければOKだ。
 ではカレーと同じく、ナンを手でちぎりまずはソースにつけてみよう。すると「あれれ?」、ソースがうまくナンに絡まない。おそらくカレーのルーと比べて濃度が濃いためだろう、ナンですくおうとするとソースがナンに寄せられる形で移動し、最後に皿から出そうになる。というわけで、ちぎったナンにスプーンでソースとハンバーグを乗せていただいた。さて、肝心なお味の方は。「こ、これも想像以上に美味い!」。ナンのバター風味が濃厚なハンバーグと混ざり、よりリッチな味わい。作っておきながら、どうせパンに挟んだのと同じくらいの味わいでしょ、とたかを括っていたことに猛省。ソースはパンに比べると染み込まないのが残念だが、ナンならではの魅力もしっかりと感じられた。
総評
手軽さ ★★☆☆☆
一体感 ★★★☆☆
美味さ ★★★★☆
斬新さ ★★★★☆
合計点 13ポイント
 おいしさと斬新さは、なかなかの高ポイントだが、お皿を洗う手間、スプーンやフォークが必要であること、ハンバーグが転がり落ちる緊張感などがマイナスとなり、手軽さと一体感は低めのポイントとなってしまった。惜しい。

●濃厚×濃厚、パンチの効きすぎたハンバーグこってりラーメン


 最後の挑戦は、カップラーメンとのコラボ。合わせる商品は濃厚なハンバーグの味わいに負けない「天下一品 赤んこってり味」をチョイスした。「えー、ラーメンにハンバーグってなんか最低ー」とか聞こえてきそうな組み合わせだが、濃厚豚骨ラーメンにチーズを山盛り乗せる有名店もあるわけだから、失敗するとは決めつけられない。作り方はカルボナーラ同様、両方を食べられる状態にしてからドッキング。ハンバーグのソースは、一旦入れないでおいた。
 では、ハンバーグを箸で小さく切って、麺と絡ませながら食べてみると。「これ意外といけまっせ!」。一般的な醤油や塩ラーメンだとハンバーグの味が圧勝しそうだが、さすがこってりの殿堂である天一。ハンバーグの圧に負けず、オリジナリティあふれる味わいを押し出してくる。その調和性は最高とまではいかないが、完全にありの領域。勢いに乗って、少しだけ追いハンバーグソースにチャレンジしたが、こちらも甘辛くなる変な魅力が生まれ、なかなかおいしくいただけた。が、しかし食べれば食べるほど、「うっ、重い」。濃厚×濃厚のボディーブローが、ひとくち食べるごとにズシリと効いてくる。最後は、ちょっと顔を歪めながら食すレベルの強敵となった。
総評
手軽さ ★★★★☆
一体感 ★★★☆☆
美味さ ★★☆☆☆
斬新さ ★★★★☆
合計点 13ポイント
 別々で食べては体験できない魅力もあるが、最後までハッピーな気分でいただけないのがマイナスとなった。この「金のハンバーグ」も「天下一品」も、一日の食事の主役をはれるスペシャルな商品だけに、これは別々に、いや、できれば別々の日に、落ち着いて食べた方が正解のようだ。

●最強クラスが爆誕


 最強クラスのカスタムメニューが爆誕した今回のコンビニアレンジ。興味あれば是非、ハンバーグカルボナーラを試していただきたい。では、次の挑戦に向けて、そろそろ胃を休めることにする。あと、運動もしないとお腹周りが大変なことに。(エフェクト・山葉のぶゆき)