2020年度から全面実施となった小学校の新学習指導要領。英語が高学年から教科化されるとともに、3年生からの英語教育も始まりました。

3年生では、初めて触れる英語がどういった言語なのか、英語を使う地域はどのような文化なのかを知ることが第一歩。お子さまの英語学習をサポートとしてご家庭でできることをご紹介します。

この記事のポイント

  • 言葉の基本! あいさつ“Hello!”から始めよう
  • 助けてもらったら“Thank you!” 相手に不快な思いをさせたら“Sorry.”を忘れずに
  • “I like ・・・.”で自分の好みを表現してみよう

言葉の基本! あいさつ“Hello!”から始めよう

新しい言語を学習する場合、まず使えるようにしたいのが「あいさつ」の表現です。知り合いに会ったら声をかける、助けてもらったらお礼を言う、帰るときはお別れを言うといった基本的な行動は、多くの言語圏で共通しています。

英語では、最も基本的なあいさつ“Hello!”から。初めて会う人だけでなく友達や家族など、幅広く使えるあいさつです。

身近な人や気軽に話しかける相手の場合は“Hi.”も便利。日本では帰宅したときに「ただいま」と言いますが、アメリカでは顔を合わせた家族に“Hi.”と声をかけるのが一般的です。“I’m home.”は、家族の姿が見えないときに大きな声で「帰ってきたよ」と伝える時に使う表現です。

学校の先生や友達と別れて帰宅するときの“See you!”(じゃあ またね!)や“Goodbye!”(さようなら!)も、どんどん使っていきましょう。

助けてもらったら“Thank you!” 相手に不快な思いをさせたら“Sorry.”を忘れずに

英語圏では、何かをしてもらったときに“Thank you.”“Thanks.”とお礼を言います。

塩をとってもらった時、道をあけてもらった時、服をたたんでもらった時・・・。英語圏では、日本の生活よりずっと高い頻度で“Thank you.”と伝えるもの。逆に、何かしてもらったのに何も言わないのは失礼な印象を与えてしまうでしょう。

また、道をふさいだりぶつかったりするなど相手に何か不快な思いをさせてしまったときは、すぐに“Sorry.”と伝える必要もあります。

まずは自然に“Thank you.”が口から出るよう、ご家庭の中で積極的に使ってみてください。保護者からお子さまにたくさん“Thank you!”と伝えるのもおすすめ。“Thank you!”と“Sorry.”をきちんと使えるようになれば、「礼儀正しいなあ」という印象を与えられますよ。

Thank you.やSorry.の返答は“You’re welcome.”“No problem.”が便利です。

“I like ・・・.”で自分の好みを表現してみよう

英語圏では、自分の好みや意見を言えることがコミュニケーションの基本。黙っていると「こちらの要望通りでいいようだ」と思われがちです。

そこで、まずは自分の好みや欲しいものを伝える表現を覚えましょう。お子さまと一緒に買い物や公園に行ったり本を見たりしながら、保護者が“What do you like?”(何が好き?)と尋ね、お子さまに“I like ・・・”と答えてもらうのです。単語が分からなければ、“I like this.”で構いません。

自分も好きだと思ったら、“I like this, too.”と返してあげましょう。お子さまが“What do you like?”と尋ねてきたら、ぜひ“I like ・・・”と答えてあげてください。

まとめ & 実践 TIPS

3年生の英語教育では、
 ● 英語とはどんな言葉なのか
 ● 英語を使っている地域にはどんな文化があるのか
を理解しつつ、実際に英語表現を使って会話を楽しんでいくことが大切です。

“自分の考えが伝わった!”という喜びを感じられるよう、ご家庭でサポートしてあげてください。


出典:
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語活動・外国語編|文部科学省
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387017_011.pdf