お子さまも高2に進級ですね!

高2から文理別のクラスになっている高校も多いですが、学習も大学受験を意識し始めたほうがよい学年です。

でもこの時期お子さまの勉強のモチベーションが下がり、「高2で中だるみしそう」と気になっている保護者のかたも多いのではないでしょうか?

そこで今回は進研ゼミの進路のプロに高校講座の編集者でリアル高2の保護者たちが、お子さまの入試意識を高める効果的な声かけについて、突撃取材しました。

★今回スタートの「もっと教えて!進路プロ シリーズ」は高2の保護者限定で、時期ごとのお子さまの勉強や進路のお悩みを解消する情報をお届けしていきます。

この記事のポイント

  • こんなに気の抜けたまま高2へ突入していいの!?
  • 高2からの入試勉強って何をすればいいの?
  • そもそも高2から受験勉強の意識がない時は?

この記事のレギュラー登場人物を紹介します。

こんなに気の抜けたまま高2へ突入していいの!?

エミリー:うちの子、この3月は学年末テストが終わった途端、球技大会、部活、友達と遊びに行くとかで、「人ってこんなに気が抜けるんだ〜」って感心するぐらい気が抜けていました。

エミリー:こんなに勉強の習慣が崩れたまま進級して大丈夫かな。
高2は中だるみの学年って言うけど高1からずっと中だるんでいたし。

たーにゃ:うちの子もすでに中だるんでいて「高2はさらにたるむの?」って感じ!
春休みは毎日部活で埋まっていたし。

エミリー:もちろん部活とか友達との青春も大切にしてほしいけど、高2からは少しずつ入試を意識した勉強を始めてほしいところですよね。

たーにゃ:そうですよね〜。
あっ、でもこの間うちの子、模試の結果をみて「俺、受験勉強始めるわ!」って言ってきたんですよね。

エミリー:なんと! えらいじゃないですか!

たーにゃ:それで私もうれしくなっちゃって「すごいじゃない! で、受験勉強何するの?」って聞いたら、「……わかんない」って。

進路プロ 松﨑(以下松﨑):高1の3月は、みなさんいろいろ忙しくて勉強のモチベーションを保つのが難しい時期だと思いますよ。
春休みに高いモチベーションをキープして勉強するお子さんは一部と言っていいかもしれません。
それにこの時期に「今日から受験勉強始める」と言って具体的に何をするのかを決められるお子さんは、ほぼいないです。

たーにゃ:そうなんですか!?

松﨑:受験勉強として具体的に何をするかは、志望大・学部の入試科目・配点、出題傾向から考える必要があります。
でも今はまだ志望大・学部が決まっていないお子さんが大半。
お子さんは入試勉強を始めようと思っても、何から始めていいのかわからないのが本音だと思います。
さらに今の大学入試は複雑化していて、どんな入試方式が自分に有利なのかを調べてもよくわからないですよね。

たーにゃ:たしかに入試制度はどんどん変わって保護者も理解するだけで大変。
うちの子もただ中だるんでいるわけじゃないのかもですね。

松﨑:中だるみしているわけではなく、しんどいんだろうなと思います。
だから「入試制度が難しくて理解するだけで大変だよね〜」とか、「何から始めていいのか迷うよね〜」とか、お子さまの気持ちを受け止めるような声かけをしてあげてください。
お子さまは「自分のことをわかってくれているんだ」と感じて、勉強に対しても前向きな気持ちになれると思いますよ。

高2からの入試勉強って何をすればいいの?

エミリー:実際のところ、志望大・学部がはっきりしない中で、高2はどんな勉強をすると入試対策につながるのでしょうか。

松﨑:お子さまのめざす大学が国公立大か私立大かで大きく違います。

国公立大は科目数が多いので、得意科目で高得点を取っても苦手科目が複数あるとカバーできない。
だから苦手科目の対策・克服がより重要です。

一方、私立大は共通テストや個別試験で3教科が主流。
苦手対策・克服もできればやったほうがよいですけれど、まずは1科目でもいいので武器になる得意を伸ばすという気持ちで始めるといいでしょう。

ただ、保護者からやることを押しつけるより、本人が自分で考えた受験勉強があるならそれを応援したほうがやる気につながると思います。
たとえば模試の成績表をきっかけにお子さんが自分で「英単語、毎日10個覚えようかな」と言ったらまずはそこを応援してほしいですね。
それがほかの勉強にもきっとつながっていきますから。

たーにゃ:ちなみにうちの子、前回の模試で数学の大問の(1)の答えを間違えたら続きの小問が全滅したらしく、「模試の出題の仕方が悪い」と言っていたんですよね〜(笑)
「一問目から間違えるなよ」って言いたかったけどガマンしておきました。

松﨑:それもまずは全力で肯定するぐらいの勢いで、
「そうかぁ、出題形式が悪いってよく気付いたね。きっと同じところでつまずく人が多いから、次回そこをクリアしたら頭一つ抜け出られるんじゃない?」
などと言ってあげていいと思います。

たーにゃ:えっ、マジでですか?

松﨑:そうすればお子さんは次から大問の(1)でつまずかない対策を考え始めると思いますよ。
出題形式の仕組みに気付いているってことはきちんと振り返りをしている証拠ですし。

たーにゃ:えっ、じゃあ「よく気付いたね!」ってほめておきます(笑)

  • 本人が自分から言ったことを入口に次の成功につながる声かけで応援する!

そもそも高2から受験勉強の意識がない時は?

エミリー:うちの子の場合、そもそも高2から受験勉強しなきゃという意識が芽生えていないのが問題なんですよね〜。

たーにゃ:うちの子も結局かけ声だけで終わったし、高2から入試につながる勉強をやろうと思うきっかけが必要だなぁと思います。

エミリー:そう、何かきっかけがほしい。とはいえ、親から受験勉強やれって言うのも逆効果だし……。

松﨑:それなら「志望大合格コーチ」たちの高2前半期の勉強法を読んでみるといいかもしれません。
これは3月20日にオープンしたばかりの「高2文理別学習戦略」体験談データベースです。

松﨑:全国約150大学約900人の現役大学生のコーチ体験談の中から、お子さんが気になる条件でコーチを検索して、高2時代の学習法をマネできますよ。

たーにゃ:おおおっ、うちの子、最近大学に合格したばかりの先輩の話なら、どういう道のりでそこにたどりついたのか興味を持つかも。

エミリー:うちの子も実際の受検勉強をよ〜くわかってる先輩の話なら聞きそう。
コーチたちの体験談は、大学や学部系統のほかに、どんな条件で探せるんですか?

松﨑:コーチたちの高校時代の「部活」「得意科目」「苦手科目」「勉強スタイル」などで検索できるので、同じ部活の先輩の勉強法の工夫などがわかりますよ

松﨑:実際高2勉強法体験談はこんな感じです↓一部紹介しますね!

松﨑:体験談のほかにも、得意の伸ばし方・苦手対策・学習計画もありますよ。

たーにゃ:これなら「高2の受検勉強って何すればいいの?」というギモンも解消できて中だるみが防げるかも〜。

エミリー:最近の高校生の勉強法がわかって私も参考になるわー。うちの子も高2から入試を意識するきっかけになりそう。
この体験談、保護者はどこから読めるんですか?

松﨑:保護者のかたは「まなびの手帳」のこのバナーから3STEPで気軽に読めますよ。

※「まなびの手帳」にお子さまの学年を登録しているとバナーが表示されます。
※ご利用にはお子さまの会員番号とパスワードが必要です

エミリー:さっそく私も読んで、晩御飯のときに「〇〇大の〇〇コーチも高2のとき部活でめちゃくちゃ忙しかったらしいよ〜」とかうちの子に話してみようっと。

たーにゃ:私も「〇〇コーチの高2で失敗した勉強法なんか他人事とは思えなかったなぁ……」とか息子の前で意味深につぶやいてみる〜!

松﨑: ええぜひ。勉強以外にやりたいことがある忙しいお子さんほど、高2スタートの今、志望大合格コーチの体験談をちょっとでも読んでおけば、かなりアドバンテージがとれるのではないかと思いますよ。

まとめ & 実践 TIPS

高2は入試を意識した文理別の学習をスタートさせたい学年です。
中だるみの学年ともいわれますが、入試を意識して今から何をどう勉強すればいいのかハッキリすれば、中だるみを防げると思います。
高2スタートの今、「文理別学習戦略」体験談で、志望大合格コーチたちの高2の学習法や計画の体験談を読んでみるよう、お子さまにおすすめしてみてください。

取材・文・イラスト 長谷川ヨスコ

プロフィール

松﨑周平(まつざきしゅうへい)
進研ゼミ高校講座 進路指導センター担当

難関大受験予備校の校舎長・進路責任者として、東京大・慶應義塾大・早稲田大・国公立大志望者2,000人以上の中高生の進路指導に携わってきた。最新の入試データと生徒の志望やポテンシャルを総合的に判断した熱い進路指導に定評がある。